「遠出はできないから、運動不足解消に近所を散歩。でも見慣れた景色に飽きてきた」…そんな方へ、こんな住宅街散歩はどうですか?という紹介。
はじめに:気分転換の散歩にも飽きる?
緊急事態宣言が5月末まで延長された東京都。運動不足解消や気分転換に、近所を散歩する方もまだまだ多いと思います。
しかし遠出できない現在、歩くことができるのはあくまで自宅周辺。見慣れた景色の中をただ歩くだけでは「散歩にも飽きたな~」と思ってしまうのではないでしょうか。
そこで、私が最近実践している、住宅街で散歩を楽しむ方法をまとめてみました。散歩の楽しみ方の参考になれば幸いです。
- 少人数で人混みを避ける
- マスクを着用する
- 帰ったら手洗いうがいをする
手ぶらで歩く
1.花を観賞する
ちょっとでも花が好きな方におすすめです!ちょうど季節は春。ガーデニング好きなお家の庭先や公共施設の花壇、道の街路樹まで、たくさん花が咲いています。別記事に写真もたくさん載せました。
↑記事で紹介した藤や芝桜の見頃は終わってしまいましたが、つつじはまだまだ健在です。
さらに、最近はバラの花が見頃です!うちの近所は、庭でバラを育てているご家庭がかなり多くてびっくりしました。いつも通勤に使っている道なのに、これまで全く目に入っていなかった…。ぜひ皆さんも近所を散策してみてほしいです。
2.いつもと違う角で曲がる
例えば、よく行くスーパーへの道。いつも曲がる角のひとつ手前で曲がるだけで、全然違う景色を見ることができます。
「ここどこに繋がっているんだろう…?」という細い道であればあるほど面白いです。
小さなコーポの今にも抜けそうな錆びた階段、誰が買うのか疑問な自動販売機、街路樹に引っかかった謎の洗濯ハンガー…。全然知らない景色が続くのに、最終的に辿り着くのは見知ったコンビニの裏手…とか。ちょっとした冒険のようで楽しいです。
GoogleMapと歩く
細い道や小さな観光地まで載っているGoogleMapは、散歩の最高の友です。とりあえず自宅周辺を表示してみましょう。そして以下のことを調べて歩くと楽しいかも。
3.○○境、または○○沿いを歩く
例えば市境や町境、または川沿いや高速道路沿いを歩くと面白いです。GoogleMapで自宅付近を表示したら、周辺に隣の市区町村との境目や、細い川などがないか見てみましょう。
例えば市境なら、その境を目指してとりあえず歩きます。住宅街を抜けて市境に到着!…と言っても大きな特徴なんてなくて、引き続き住宅街が続くのに、地図上だとあちらとこちらは違う町なのか…と思うと興味深いです。向かい合っている住宅なのに、ごみの収集日は違うんだろうな、とか。
逆に、大きな特徴があっても面白いです。一番面白かったのは、二つの区にまたがる小川のフェンスが、一方ははおしゃれなフェンスなのに、もう一方はただの金網だったこと。「財政の違い…?道路にかける予算の違い…?」と謎でした。
川沿いや高速道路沿いも延々と歩くと、景色が変わっていって面白いですよ。高速道路は、むかし高尾山付近を歩いたときの、突然現れるインターチェンジが楽しかったです。高いところでぐるぐるしてる!
4.近所の神社・仏閣を目指す
京都奈良や鎌倉で神社仏閣巡りをするのが好きな人におすすめです。
観光名所のお寺や神社には詳しいのに、近所の神社は全然知らない、なんてことありませんか。GoogleMapで自宅付近を表示して「神社」「寺」などで検索すると、びっくりするくらい表示されることがあります。
よく行くスーパーの裏に拝殿の朱色が美しい神社があったり、ひっそりと静謐な空気を感じる誰もいないお寺に出会ったり。
ただし、あまりに有名な神社・仏閣は除外します。人の集まるところは避けたいので…あくまで誰もいないひっそりとした神社・仏閣を探して目指すと面白いです。歴史的建造物や大木には市区町村の説明看板が立っていることもあり、勉強にもなります。
去年の春ごろ、自宅近辺と勤め先近辺の両方を探索しましたが、どちらも楽しかったです。
おわりに
以上、私なりの散歩の楽しみ方でした。
一つでも「これ面白そうだな~」ってものがあれば幸いです。
自粛期間も長くなり気が緩んでしまいがちですが、ぜひあともう少し、近所の散歩でも楽しみながら過ごしましょう(^^*)
※今回掲載の写真は、フリー写真素材ぱくたそよりお借りしました。(バラの花のみとうつき撮影の私物?です)