思えばみんな、物件のチラシが大好き。見方、楽しみ方はそれぞれ。今週のお題「間取り」
私の家族は、みんな間取りを見るのが好きです。
間取りと言うか、間取りの載った物件のチラシが大好き。実家にいた頃は、ポスティングされた物件のチラシで1時間盛り上がることもあるくらいでした。
お題を見てそんなことを懐かしんでいたら、いつの間にやら「”物件のチラシ好き”という側面から私の家族を紹介する」という謎記事ができました。あなたはどのタイプ?
王道。間取りから生活を空想。物件・建築全般が好き。
間取り好きの筆頭は母。
チラシで言えば、ポスティングされるものはもちろん、売り物件の玄関に置きチラシがあったら貰ってくるレベルです。
「あら、ベランダが広い。洗濯物が干しやすそう」「この家なら収納が多いこの部屋がいいな」などなど、「自分が住んだら」を考えて楽しむタイプのよう。
一方で、増築を重ねた謎の間取りや1億円超えの豪邸、なぜか内壁一面が鏡張りのホールがある戸建てなんかも楽しんでいます。「どうしてそうなったのか」「誰がどう住むのか」…妄想が捗りますよね。
「王様のブランチ」のお家賃予想コーナーや、「劇的ビフォー&アフター」をはじめとするリフォーム番組なんかも好き。実際に古い洋館を訪れたりするのも好き。建築全般が好きなタイプでもあります。
個人的には、物件チラシを楽しむ王道タイプなんじゃないかな~と思います。
邪道?妄想と細かい条件の読み込み。資格試験の復習も。
私も大概物件のチラシが好きです。でも母とは違って、「自分が住んだら」はほぼ考えません。
間取りだったら普通の間取りよりも、明らかに謎の間取りの方が好きです。先述の一面鏡張りの部屋とか、洗面所が3つもある戸建てとか…「何のために作られたのか?」「いったい誰がどう住むのか?」の妄想を広げるのが楽しいです。
あと「どう考えても上り下りできない階段」とか「その扉はそうは開かないだろう」といった図面のアラを見つけると楽しくなります(笑)
間取り以外では、少しだけ仕事で住宅関連に携わったことがあるので、チラシに小さな文字で書かれている条件を読んだり、何故この物件が高い/安いのかを考えるのが好きです。「いやに安いと思ったら前面道路幅員3.6mか!セットバックか!」とか、「築47年のマンションか…35年ローン返済より先に大規模修繕だな…大規模修繕って所有者の何%が賛成すればいいんだっけ?」とか。取ったはいいけど一切使わない宅建資格のいい復習にもなります。
新型コロナ流行以降、「夫婦別室前提/デスク備え付けの都心マンション」が増えてきて、こんなところに在宅勤務の流れが…と時代を感じたり。面白がりつつ勉強する、たぶん邪道なタイプ。
物件云々より、移り変わる街への愛着と興味。散歩の理由。
父は間取りに特別な興味があるわけではありません、おそらく。
ただ、実家は父の生家なので、昔から住んでいる土地で家が建ったり壊れたりするのは興味があるようです。なので、あの辺がマンションになったのかーとか、そういえばあそこ取り壊してたなーって目線で物件のチラシを楽しんでいるみたいですね。
散歩好きでびっくりするくらいよく歩くので、「チラシに載ってたあそこ、目の前まで行ってきたよー」なんて言い出すことも。当てのない散歩より、何か目的のある散歩の方が楽しいのはよくわかりますが…結構遠くない?
あと、新聞のクロスワードや数独を毎回やるほどの暇人&細かいことを考えるのが好きなので、私と一緒で「なんでこの物件はこんなに高い/安いのか」を考えるのもたぶん好き。
住んでいる街だから物件も面白い、細かいことを考えて楽しむタイプです。
物件に興味はないけど、謎の探求心で突き詰めて楽しむ。
最後に妹。妹は「物件のチラシね…そんなに面白い?」なんて言うタイプです。
でもノリがいいのと、変なところで探求心が強い性格。
私が「ねぇ、このサービスルーム、なんでサービスルームなんだと思う?(※サービスルーム=納戸。何らかの要因で居室としての条件を満たしていない。代表的なのは”窓がない”)」などと話しかけると「ええ~窓は…あるな。窓が小さい?あ、中2階で天井が低すぎるとか?」などとノッてくれます。
で、私が飽きて別の物件を見始めても、ひとり延々とスマホで「居室の条件」を調べていたりします。
…いや、物件のチラシ、めっちゃ楽しんでるじゃん?興味がないはずなのに、何かに引っかかると突き詰めて調べ出し、結果楽しむタイプです。
あと、近所の中古物件の場所をグーグルマップから見つけ出すのも大抵この子です。…探偵?
見つけ出した場所に父が散歩に行ったりするわけです。…仲いいな。
おわりに
物件のチラシ好きタイプから見る、私の家族の紹介でした。
物件のチラシが好きな方、自分に似ているタイプはいましたか?
それにしても、改めて書き出すと変な家族ですね(笑)お題「間取り」を見た瞬間家族のことが思い浮かんだわけですが、思った以上に謎記事になりました。
途中終着点が見えなくなりましたが、まあ何とかまとまったでしょう!投稿!