以前「買ったばかりのモッズコートが着にくい、失敗したかも」と書きましたが、着づらい理由をもう一つ発見し、納得したら着られるようになった話。「誰にどう見られたいか」という心理的要因でした。
これまでの着づらい理由
手持ちのコートは現在3着です。もともと2着だったのですが、去年の10月にモッズコートを買い足して3着となりました。
その買い足したモッズコートは、購入から1ヵ月1度も着ませんでした。なぜ着ないのか、着づらい理由を考えた記事もまとめ、「この買い物は失敗だったかも」と書きました。
1ヵ月前に考えた着づらい理由をざっくりまとめると、
- 秋服としては活用できず(別のジャケットを着てしまう)
- 休日用の服で着るタイミングが難しく(登場率は7分の2以下)
- 他のコートばかり着てしまい(手前にあるコートを手に取ってしまう)
- 手持ちのコートより似合わない(カジュアルが似合わない?)
というものでした。
気付いたもうひとつの理由
上記の記事を書いた翌週、一人で買い物に出掛ける時のこと。「せっかくだから着てみるか…」とモッズコートを羽織ったところ、まったく違和感がありませんでした。え、なんで?前に羽織ってみた時は確かに似合わないと思ったのに。
これまで、違和感があってモッズコートの着用をやめたことは2回ありました。
- 大学時代のサークル仲間との飲み会に行くとき
- 職場の同僚と日帰り旅行に行くとき
…あれ、モッズコートを着て人に会うのがダメなの?
「ちゃんとしたOLに見られたい」という見栄
さらに考えて、私は「きれいめOLとして見てほしい相手」の前で「カジュアルの代表であるモッズコートを着ることに抵抗があった」ことがわかりました。
要するに見栄です、見栄。
1番の「大学時代のサークル仲間」に関しては、たぶん「同窓会に普段よりきちんとした格好で行く」みたいな心理です。
2番の「職場の同僚」に関しては、おそらく「職場で着ないカジュアル服より、普段のオフィスカジュアル服で無難にいきたい」という感じ。
どちらも「自分がきれいめOLとして過ごせていることをアピールしたかった相手」。ちゃんとしたOLに見られたい…そんな深層心理が、カジュアルなモッズコートを羽織ったときに“違和感”として表れて、着て行くのをやめたのでしょう。
…なんか気付くと自分にがっかりしますね。そんな見栄はってたんかい、って。
着たいものを着ればいい
着づらかった理由について考えてみると、「誰もそこまで見てないよ」と突っ込みたくなります。実際、私はそれぞれ誰がどんなコートを着ていたかなんて覚えていません。もし誰かが覚えていても、休日なんだから何を着ていても問題なし。
そして私はカジュアルな格好が好きなんです。きれいめオフィスカジュアルも好きですが、ちょっとボーイッシュでアウトドアチックな格好も好き。変な見栄を張って着る服に制限を掛けるよりも、着たいものを着ればいいじゃないか!
こう考え直してからは、誰と出掛けるときに着ても違和感を覚えなくなりました。まさに気の持ちよう、やっぱり見栄だったのでしょう。
あ、もちろん一人で出掛けるときも着ています。12月に入ってから、職場と山へ行く以外のお出掛けには、いつもこのモッズコートを着ています。ざっくりしたコートを着て颯爽と歩く自分(願望)に「ふふふ…」と楽しい気分になっています。
着づらい理由(改)
そんなわけで、モッズコートを着づらい理由の再発見と、好きな服を着られるようになった話でした。
前回の記事でまとめた「モッズコートを着づらい理由」を改定すると、
- 秋服としては活用できず(別のジャケットを着てしまう)
- 休日用の服で着るタイミングが難しく(登場率は7分の2以下)
- 他のコートばかり着てしまい(手前にあるコートを手に取ってしまう)
- 手持ちのコートより似合わない(カジュアルが似合わない?)
- こう見られたいという見栄からカジュアル服を選べない(考え次第で払拭可能)
となります。深層心理の「こう見られたい」にそぐわないから「他のコートばかり着てしまう」し「手持ちのコートより似合わない」と思ってしまうのでしょう。でもそんな「こう見られたい」はただの見栄で、改めて考えればどうでもいいものでした。
とはいえ、「1.秋服として活用できない」「2.休日に街へ行く時しか着るタイミングが難しい」ことにより、着用機会が少なく着づらいのは変わらず。
それでもいいんだ!と休日にのみ活用するのか、何かと併用できるコートに改めるか(例:職場に着て行ける程度のものにする、山でも着られるものにするetc)…は、今後の課題かもしれません。
このコートについてはまだまだ考えることがありそうです。
関連記事:手持ちコートの話①