とうつきの備忘録

地味OLの備忘録。ゆるミニマリストな暮らしと、ものづくりと節約。

火災報知器の電池切れは、本体ごと交換 ~その2~

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本体ごと交換して、無事賃貸マンションの天井に設置してもらいました!

 

前回「火災報知器の電池が切れたのでヨドバシカメラに行ったら、その電池は生産終了したと言われた」って話を書きました。

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今回は、じゃあどうするのか?実際にどうしたのか?を書いて行きます。

 

火災報知器の寿命は10年

私が持参した火災報知器の電池「maxcel製のCR17450(3V)」が生産終了したこと教えてくれたヨドバシ店員さんは、そもそも火災報知器の寿命は10年くらいだと教えてくれました。

ネットで調べたところ、国民生活センターも火災報知器の寿命は10年が目安と述べています。

警報器の寿命は10年が目安とされています。本体に記載されている製造年等を確認し、寿命を経過したものは交換しましょう。

住宅用火災警報器の寿命は10年が目安です(見守り情報)_国民生活センター

私が持参した火災報知器本体「東芝製の住宅用火災警報器(煙式)TKRK-10」は、製造年が2010年と書かれていました。うーん、思いっきり期限が過ぎています。店員さん曰く、火災報知器の電池が切れる頃には、おおよそ本体も寿命を迎えているので、電池切れのタイミングで本体ごと交換することをお勧めするとのことでした。

つまり、今回も電池切れ云々の前に、火災報知器本体を交換した方がいいことがわかりました。

 

<学び>

  • 火災報知器にも寿命がある。10年が目安。
  • 火災報知器の電池が切れる頃、火災報知器の本体も寿命となる。おおむね本体ごと交換した方がベスト。

 

賃貸マンションの火災報知器はどうする?

とはいえ、私の住居は賃貸マンションです。火災報知器本体を交換するとなると、大家さんに相談する必要があります。

正直、エアコンや水回りの故障と違い規模感が小さいので、すんなり受け付けてくれるかな?という不安がありました。しかし、ネットで検索すると「火災報知器設置は大家さん(オーナー)が設置を負担することが多い」との意見が多く見つかり一安心。電池交換も大家さんが負担することもあるみたいですね。

たしかに、火災報知器は小さいながらも非常に重要な機器で、寿命は10年もあります。2年更新のアパートなら、せっかく自費で設置しても使用期間の20%にも達しない間に退去する可能性もあります。置いて行くなら造作買取請求権を行使したい。

 

私はマンションの管理会社に電話をしました。一旦「確認してから折り返します」とはなりましたが、1時間半ほどで「オーナー(大家さん)負担で交換します。火災報知器本体を入手する必要があるので、設置までに少し時間を頂くかもしれません」と返答いただきました。すんなり決まってよかった!!

 

ただアレなんです、電池が切れたのが年末12月28日でしてね……その日のうちに電話しましたが、不動産管理会社はすでに年末年始休暇に入っていて……実際に話せたのは1月4日でした。微妙な時期に電池切れになったものです。

 

<学び>

  • 賃貸マンションの火災報知器の交換・設置は、貸主負担で実施してもらえることが多い。
  • 前段の「火災報知器は電池切れになる頃、おおむね本体も寿命」も勘案すると、まずは管理会社に連絡するといいかも。

 

火災報知器本体の交換・設置

「設置までに少し時間が掛かるかも」と言われましたが、業者さんの動きは思ったより早かったです。1月4日に電池切れを伝えて、業者さんから連絡があったのは1月9日の日中。終業後に折り返すと、なんとその日に設置してくれることになりました。

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火災報知器は天井に取り付けます。天井に台座をネジで留めて、その台座に火災報知器本体をセットする方式でした。天井に穴を開けるため、やはり賃貸マンションの場合は大家さん・管理会社への事前相談が必要不可欠です。

新しい火災報知器は、どうも日本ハネウェル製の「光電式住宅用火災警報器(煙感知タイプ)HS-JV2」のようです。電池は「Panasonic CR-2/3AZ」だそう。

忘れないように製品仕様を載せておくことにします。

 

<学び>

  • 火災報知器本体ごと交換する場合、新たに天井に穴を開けて設置する必要あり。やはり貸主への事前相談は必要。

 

おまけ:6ヵ月に1回の点検を!

手元の取扱説明書によれば、火災報知器は6ヵ月に1回は点検した方が良いらしいです。

  • 煙探知部にホコリがついていないか
  • 警報停止ボタンを1回押すか、引き紐を1回引いたら「ピッ、正常です」と1回鳴るか

私はこの部屋に引っ越してきてからこちら、一度も点検などしたことがありませんでした。いざという時に壊れていたら、設置した意味がありません。半年に1回は難しくても、せめて年1回の大掃除の際「そういえば、火災報知器は大丈夫かな…?」と気に掛けてあげたいと思います。

 

おわりに

こうして火災報知器の電池切れ問題は幕を下ろしました。

火災報知器の電池切れなんて初めてで勉強になりました!……と思いきや、どうも昔一度経験があるようです。年末年始に実家に帰ってこの話をしたら「そういえば、うちで最初に電池切れになった火災報知器って、とうつきの部屋のやつだったよね」と言われました。

……? いや、そういえば、実家にいるとき家電量販店で火災報知器を1つ買って帰った記憶が……? その後、他の部屋の火災報知器もどうせ寿命だからと、母がネットでまとめ買いしていたような……?

今回電池切れになった際、早朝5時で寝ぼけていたのに、ぱっと「火災報知器だ!」と思ったのは、そんな過去の経験が活きたのかもしれません。

ともあれ、通常は10年に一度の経験です。きっと私にはしばらく起こりえないはず。皆さんは今後、天井から大きな音で「ピッ、電池切れです」と言われたら、火災報知器を見てみてくださいね。