支出金額大公開。今年はもっとお金を使おう(毎年言ってる)
趣味の一つが「家計簿」
私は家計簿をつけています。今時珍しいかもしれませんが、紙のB5ノートにまとめていっています。収支や財布の残高は気にせず、ひたすら支出のみ書き留めるパターン。
小学生の頃、雑誌の付録だったミニおこづかい帳(たしかハム太郎の絵柄)を使ったことから始まって、以来ほぼずっと支出記録を書いています。もはや家計簿をつけるのが趣味なんでしょう。
2023年の通常生活費、139万円
さて、そんな私は毎年12月末に1年間の総まとめをします。いわば家計簿の締め作業です。そうして、1年間に使った金額もわかりました。
2023年は合計165万円使ったそうです。
うち、特別支出(※1)を除いた通常生活費が139万円。÷12ヵ月=11.6万円/月。
固定費(※2)が7.2万円/月なので、変動費は4.4万円/月。
……食費、日用品、服飾、娯楽、交通、通院なんかを合わせて月4.4万円かぁ。
いや、もっと使っていいんじゃない??
(※1)旅行やノートパソコン、ふるさと納税など (※2)家賃、水道光熱費、スマホ、WiFi、保険
もっと生活にお金を使いたい、と思ってはいる
一人暮らしを始めてから毎年思っているんですよね。「もっと生活にお金使ったら??」って。
でも、一昨年2022年の通常生活費も138万円でした。2023年が139万円なのでほぼ横ばいです。なんなら、平日昼食お弁当に変わり食費が増えたはずなので、他が削り過ぎな可能性もあります。あと、2023年は物価も上がったはずでは…?それが反映されていないのは何故…?
実家は別に貧乏じゃなかったはずなのですが、みんな「いかに安く買ったか」に価値を見出すタイプでして。その心根が骨身に染み付いているんだろうなぁ。趣味に節約とかポイ活とかあるし。
……それにしても、もっとお金を使おうと思って暮らした2023年に、あまり使っていないのは何故でしょう。
購入候補にならない”高価すぎるもの”の範囲が広すぎる?
例えばですが、新しいバッグを探している時、たまたま通りがかった高級ブランド・エルメスの店頭にバッグが陳列されていても、購入候補にはならないと思います。「へぇ、エルメスだ」とか、せめて「わぁ、いつかエルメスのバッグが欲しいなぁ」程度。今この時、買うか買わないかの土台にはそもそも上がりません。
生活を振り返って、私はこの”買うか買わないかの土台”の価格帯が低すぎるんだと思いました。化粧品はプチプラ、洋服は古着、100円ショップ大好きです。いわゆる普通の価格の商品が、軒並み”買うか買わないかの土台”から外れてしまっている。
或いは、土台の範囲をきっちり決めすぎて、少しでも予算オーバーしたら見向きもしないのだと思います。2000円以下でイヤホンを探しているとき、3000円で素敵なデザインのイヤホンがあっても候補に入りません。
無意識のうちに土台を勘案してしまって、結局安い物しか買えないのだろうな。生活を良くするためにお金を使いたいなら、まずこの土台の考え方をなんとかしないと。
2024年は、”買うか買わないかの土台”を狭めすぎないように意識しつつ暮らしてみたいと思います。
おわりに
あまりお金を使わないことを活かして、本気で貯金に走る道もあります。しかし、貯金の使い道が思いつきません。一時期「老後資金2000万円問題」が騒がれましたが、2000万円貯金はさすがにハイレベル過ぎますし、三十路でそこまで老後資金に取り組んでもなぁ。
今を楽しく生きることにもお金を使っていきたいです。おいしいものを食べて、もっと友達と遊びに出掛けたいかな。お金を使うことが難しいなんて、贅沢な悩みだとは思いつつ。