とうつきの備忘録

地味OLの備忘録。ゆるミニマリストな暮らしと、ものづくりと節約。ときどきガーデニングと高尾山。

「高尾の天狗と脱・ハイヒール」~わたしのおすすめマンガ~

はてなブログのタグ機能キャンペーン「わたしのおすすめマンガ2020」を書いてみました。高尾山の魅力がぎゅっと詰まったこのマンガ。高尾山に興味がある人はもちろん、運動不足でハイキングをしてみたい人、近場で自然を楽しみたい都心近郊にお住まいの人、観光レビューマンガが好きな人、ぜひ。

f:id:toutsuki:20201025165539j:plain

 

はてなブログで「タグ」機能が使えるようになったそうですね。私もよく分からないながら、おっかなびっくり登録してみています。

そして「タグ」機能の公開と合わせて、指定のタグに合った記事を書こう!というキャンペーンをやっているとのこと。そんなわけで、「#わたしのおすすめマンガ2020」を紹介します!

 

おすすめマンガ「高尾の天狗と脱・ハイヒール 」

f:id:toutsuki:20201025165534j:plain

紹介するのはこちら、「高尾の天狗と脱・ハイヒール」という4コママンガです。

東京都八王子市にある「高尾山」を舞台に、体力ナシのわがままOL・ノリコと、高尾山に住む天狗の子・聖(ひじり)が、食べて歩いて飲んで登って、高尾山を楽しんでいくストーリー。

高尾山に登ったことがある人は共感でき、登ったことがない人も登りたくなる、高尾山の魅力あふれるマンガです。

かく言う私は2019年5月にこのマンガを知り、2020年3月まで毎月高尾山に登りました。

毎月登ると景品が当たるスタンプラリー(高尾山トクトクブック2019)にチャレンジしていたからでもありますが…。“毎月登ろう!季節ごとの高尾山を楽しもう!”と思わせてくれた存在の一つに、間違いなくこのマンガ「高尾の天狗と脱・ハイヒール」があります。

そんな「高尾の天狗と脱・ハイヒール」のおすすめポイントを(本当はもっとあるのですが)3つ挙げます!

 

特におすすめな人

  • 高尾山が好きな人・高尾山に興味がある人(めっちゃ細かいことまで書いてあって楽しい!)
  • 最近運動不足だからちょっと山に登ってみたいな、と思っている人(主人公の体力のなさに勇気づけられながらレッツハイキング)
  • 都心近郊にお住まいで、「屋外」「近場」「自然を楽しめる」観光地を探している人(高尾山おすすめです!でも紅葉の季節は“密”になるので注意)
  • 観光地のレポート漫画が好きな人(著者が月一で高尾山に登って書いているとのこと。詳細なコース情報・お店情報…楽しいです)

 

「高尾の天狗と脱・ハイヒール」のおすすめポイント

1.単行本4冊にぎゅっと詰まった高尾山

マンガは全4巻です。途中で御岳山や陣馬山に足を伸ばすことや、ノリコの会社の話を挟むこともありますが、基本的にはずーーっと高尾山の話です。単行本4冊分も!

そのためノリコが登る登山道の様子や名物の食べ物、季節ごとの絶景、繁忙期の混雑etcetcが、たくさん描かれています。思わずやりたくなる・行きたくなることも多く、何度も出てきた“細田屋”のなめこ汁は、マンガのおすすめ通りにコンビニおにぎりを持参して一緒に食べました。寒い季節まで待った甲斐がある、身に染みるおいしさでした…。

f:id:toutsuki:20201025165710j:plain

あつあつのなめこ汁とおにぎり。店内商品を注文すれば持ち込みOK

もちろん、ただの情報マンガではなく、4コママンガとして面白おかしく描かれているので、読んでいてふふっと笑える内容ですよ。

また、「稲荷山コースでは6号路を登る人たちの声が聞こえる箇所がある」とか「もみじ台側から山頂に行くなら、5号路経由だと距離はあるけど楽」なんてコアな情報もあり、高尾山にしょっちゅう登っている人なら「あぁ!」、一度訪れたことがある人なら「へぇ~」と面白いはず。

私は月一で登りながら読んだので、稲荷山コースで「6号路の声が聞こえるってここか!」と納得したり、琵琶滝横の坂を登って「確かにこれは急勾配…」と息を弾ませたり…大変楽しませてもらいました。

f:id:toutsuki:20190715213107j:plain

6号路は小川のせせらぎを感じられる夏におすすめのコース

登ったことがない人も、高尾山の全景が分かって興味が出てくると思います。高尾山未経験の母も読んでいるのですが、私が「今日6号路登ってきたよ~」と言うと「ああ、あの水の多い道ね」と返事があるくらい、このマンガでコースの概要を覚えたようです。笑 

2.「ちょっと山に登ってみたい」を応援してもらえる

高尾山に興味がある人って「手軽に自然を味わいたい」とか「運動不足だからハイキングしてみようかな」といった「体力に自信がなくてガチ登山は無理だけど、ちょっと山に登ってみたいんだよな~」なんて人が多いと思うんです(私調べ)。でも「ほんとに運動不足だから大丈夫かな…」なんて。

このマンガの主人公・ノリコは本当に体力がありません。ハイヒールで登っては足を痛め、登山グッズを揃えてからも毎度息を切らせてひーひー登っています。そしてそんな初心者ながら、新しいルートで出会う景色やおいしい食べ物を楽しんでいます。

どんなに体力がない人でも「ノリコよりは登れるはず…」と勇気を貰えるはずですし、「山登り初心者でもこんなに楽しめるんだ!」とわくわくするはず。

f:id:toutsuki:20201025170029j:plain

紅葉と薬王院の鳥居。真っ赤!

そしてノリコは、高尾山を何度でも楽しみます。(体力的な問題もあり、)他の山にはあまり目を向けず、ひたすら高尾山に登ります。

登山関連の情報って、「高い山に登ってこそ!」「たくさんの山を制覇!」といった考え方が多いと感じます。ゆる登山系の本でも「高尾山に登れたら次はこの山に挑戦♪」など、あちこち行くことが前提のような。

いやいや、私はまだ「ちょっと山に登ってみたい」の段階なんです。そこまで求めてない。でも、あちこち別の山に登るのが普通なの…?

そんなとき、ノリコを見ていると「何度だって同じ山に登っていいんだ。それが初心者向けの高尾山だって、楽しければそれでいいんだ」と思えるんですよね。「ちょっと山に登ってみたい」と一度高尾山に登った私たちが「楽しかったな。また山に登りたいな」と思った時、「次も高尾山に登りたいな」と思わせてくれる姿だと思います。

f:id:toutsuki:20201025165817j:plain

ケーブルカーの麓側駅前。春は桜も楽しめます

 

3.山での注意点を学べる

タイトルにある「脱・ハイヒール」は、ノリコが最初(その後も懲りずに何度か)ハイヒールで高尾山に登ったことから来ています。そこから烏天狗の幽山(天狗の子・聖の育て親)が“高尾山にサンダルやハイヒールで来て足を痛めて下山困難になるケースが多い”と注意喚起をしています。単行本1巻3ページ目から!

f:id:toutsuki:20200211164610j:plain

霞台園地から2号路・琵琶滝コース方面への入口。注意の看板

この他にも“雨の日は木の根などで滑りやすいから、滑りにくい靴&両手は空けるかストック”とか、“夏は水をたくさん持って行く”とか、山で必要な注意点が天狗のアドバイスとしてちらほら書かれています。ノリコも最初こそハイヒールで登っていますが、次第にグッズを揃え、緊急時に備えるようになっていきます。

そう、高尾山は山なんです。

私が1年間登った時にも、サンダルで6号路を登っている女の子とか、サコッシュ+片手に300㎖のお茶だけで登っている男の子とか、あまりにも軽装な人たちを見かけては、大きなお世話ながらひやひやしたものです。

確かに高尾山は観光名所で、1号路は舗装されて登りやすく、初心者向け。とはいえ、山は山なんですよー!事故に注意してー!

「高尾の天狗と脱・ハイヒール」では、そんな山での注意点が面白いストーリーのなかでさらっと書かれています。気張らずに「そうなんだー」と理解できますし、実際に山に行くときに気を付けられるはず。

高尾山に限らず、低い山に登ってみたい!と思う時に、最低限の注意も学べるマンガだと思います。

 

おわりに

高尾山って超超超初心者級の山として扱われていて、「高尾山は丘でしょ」なんて言う人もいて…。「あれ、高尾山に行きたいなんて恥ずかしいことなの?」と思ってしまったこともあります。

しかしこのマンガに出会って、そして高尾山を訪れて魅力を知るにつれて、「いやいや、高尾山って楽しい!何度でも行きたい!」と力強く言えるようになりました。

現実の観光地を舞台にした物語であり、おすすめできる人は少ないのかもしれません。でも一部の人には絶対、物凄く面白くて楽しめるはず。

論点を3つに絞って書きましたが、本当はキャラクターも魅力的で(同僚のユミがいいキャラしてる)、絵が可愛くて(キャラの絵はもちろん山グッズの絵も可愛い)、4コマとしても面白く(にやにやしちゃう)、とても好きなマンガです。ぜひぜひ読んで、笑って、高尾山に訪れてみて下さい。

【余談】ちなみに、高尾山に通い詰めた2019年、私は高尾山関連の懸賞・福引に当たりまくりました。2019年2月の高尾梅郷梅まつりのスタンプラリー福引でLEDランプ、2019年初夏スタンプラリーでポーチ、2019年秋スタンプラリーでQUOカード、オータムフェスタの福引でネックウォーマー。…あれ、もしかしてこれ天狗の子いる?たくさん高尾山に訪れている私に運向けてくれてる??…そんなことを考えてしまうくらい、なぜか高尾山関連の懸賞にだけ当たりまくった1年でした。