秋の七草のひとつでもあるキキョウ。実は梅雨頃にも咲くって知っていましたか?そして咲く直前のキキョウのつぼみは、花より可愛いんですよ。
キキョウとは
青紫色の、星の形をした花が特徴的なキキョウ(桔梗)。
秋の野に咲くイメージがありますが、開花時期は6月~9月であり、初夏~秋の初めに咲く花です。我が家では「6月に咲いた花を切り取ると、8~9月にもう一度咲く」というイメージ。期間中ずーっと咲いているのではなく、2回の開花を楽しめる花なんです。
宿根草なので、冬になると地上の葉や茎は枯れますが、翌年暖かくなるとにょきにょきと芽吹きます。葉っぱの生え方も、上から見ると星の形。
そんなキキョウは、ガーデニングでは比較的ポピュラーな花です。風情ある素敵な花なのに、小さな苗がホームセンターで200円。安くて手軽に楽しめる花でもあります。
キキョウは”つぼみ”が可愛い
星の形が可愛らしいキキョウですが、私は花開く直前のつぼみが一番可愛いと思っています。
これ!折り紙の紙風船を思い起こさせる、ふっくらしたつぼみが可愛くないですか?
つぼみは下の写真奥のような小さな丸が、写真手前のように大きくなって紫色になり、
真ん中から五つに裂けて、
花開きます。
ぱかー。この段々と花開いていく過程が可愛い…!
おわりに
一足早い夏の訪れを感じられるキキョウ。たくさんのつぼみがあるので、まだまだ楽しく成長過程を見守れそうです。
キキョウの花を見かけたら、ぜひそのつぼみにも注目してみて下さい。