Windows10へアップグレードしたノートパソコン。Windows10版の回復ドライブを作ってみました。パソコンが元気なうちに準備するのが吉。
前回、Windows10のリカバリーメディアについて下調べ
2020年のお正月に、Windows7のノートパソコンをWindows10へアップグレードしました。先日ふと「Windows10のリカバリーメディアを作っていない」ことに気付き、どうやって作るのかをネット検索。
- 回復ドライブ(Windows7で言う”リカバリーディスク”)と、システムイメージを作るとよい
- Windows7→Windows10へアップグレードしたパソコンだと、回復ドライブを作成してもWindow10が復元できるかちょっと微妙
ということがわかりました。正しくWindows10が復元できるものを作れるかはわかりませんが、とりあえずやってみよー!と回復ドライブを作成することに決めたのが前回です。
今回は実際に作成していきます。…ただ、回復ドライブは作成できましたが、システムイメージは作成に失敗してしまいました(;_;)
回復ドライブの作成→成功
回復ドライブの作成は、主にこの二つのサイトを参考にしました。
Windows 10の回復ドライブで再セットアップ→ライセンス認証OK - penchi.jp
Windows 10 回復ドライブの作成と実行手順 | パソコン工房 NEXMAG
0.必要な容量のUSBを用意する
回復ドライブを作成できるUSBを用意します。ネットを見ると32GB~が通説ですが、16GB、8GBで済むこともあるよう。必要量がわからなければ、下記手順の4.で必要なGB数がわかるので、先に4.までやってみるといいです◎
私は4.までやって16GB必要と分かったので、楽天市場で買いました。
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1.電源が落ちないようにする
回復ドライブ作成中に電源が切れたり、スリープモードに入ると失敗するそうです。
- ACアダプタ(電源コード)を繋ぐ
- 設定画面にて、スリープまでの時間を「なし」にする
などの対策をします。
2.空のUSBを差す
回復ドライブ作成に使いたいUSBを差します。必要なUSBの容量を知りたいだけならUSBは差さなくてOK。
3.コントロールパネルの「回復」を探して開く
私はWindowsマーク(スタートボタン)を開き「かいふく」と入力→コントロールパネルマークの「回復」をクリックして開きました。回復ドライブのアプリではなく、コントロールパネルの回復をクリックするのがポイント。
3.回復ドライブの作成をクリック
以下の画面が表示されるので、「回復ドライブの作成」をクリックすると、
説明が表示されるので「次へ」をクリックします。
「お待ちください」となるのでしばらく待機。私は次に進むのに15分ほど掛かりました。
4. 必要な容量を確認し、問題なければスタート
しばらく待つと以下の画面が表示されます。
ここで回復ドライブの作成に必要なUSBの容量が判明!必要なGB数を調べている場合は、このGB数を覚えて「キャンセル」をクリックすれば一旦終えられます。
このまま作成する場合は、「使用可能なドライブ」に差したUSBが表示されていることを確認して「次へ」をクリック。
なお、USBを差さずに4.まで進めて、この画面が出てからUSBを差してもOKです。パソコンがまた「お待ちください」になりますが…。差していたUSBじゃ容量が足りなかったときなど、交換しても大丈夫です。
5.待つ
「次へ」を押すと「USB内のデータが全部消えるよ!」という注意メッセージが出ます。ここで「作成」をクリックすると
回復ドライブの作成が始まります。
私の場合、ここから完了まで3時間半掛かりました。
STAMINAモードのままやったからもありますが…時間的余裕を持ってスタートしましょう。
この画面が出たら完成です。USBを取り外して、わかりやすくメモしておけば完了!
システムイメージの作成→失敗
Windows10のリカバリーメディアとしては
- 回復ドライブ(OSを出荷状態に戻す)
- システムイメージ(購入後に個人で設定したものを戻す)
の2つがあると安心とのことでした。そのため、回復ドライブの作成後、システムイメージの作成にも取り組みましたが…
うわーエラー出たー。2時間くらい待ってこの画面です。悲しい。
システムイメージの作成は、Windows10へ移行時にも一度失敗しています。(関連記事:システムイメージの作成でエラー。「CHKDSK /R」後に成功するまで)
あの時とはまた違ったエラー表示。今回もエラー内容と修正方法を調べましたが…前回と同じく色々やらなきゃいけないし、内蔵HDDの調子を調べたら前回より悪化しているし、とても大変そう…。う~ん…。
…諦めました!
必要なデータ(写真や音楽、文書データなど)を、USBなど外部メディアにコピーして、万一の時は全部再設定することにしました!仕方ない!
↓システムイメージ作成に使いたかった外付けHDD(Windows7で作ったときは成功)
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おわりに
半分成功、半分失敗となってしまった今回。内蔵HDDが悪くなっていてシステムイメージの作成に失敗したように、リカバリーするための諸々は、パソコンが元気なときでないと上手くできません。
いま元気なパソコンをお持ちで、回復ドライブ等々を作っていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ早めの準備をおすすめします!
私は、まあ、回復ドライブができただけでも良しとしよう…。