とうつきの備忘録

地味OLの備忘録。ゆるミニマリストな暮らしと、ものづくりと節約。

よーいどん、のお得が苦手

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急がないと手に入らないなら、もういいか、と思ってしまうタイプ。

先着順のお得は苦手

普段このブログを読んで下さっている方ならご存知かもしれませんが、私はお得な話が大好きです。クーポンを使ったり、ポイントを貯めたり、株主優待で物を買ったり…「得した♪」と感じることが好きなんでしょう。

そんなお得好きな私ですが、どうも「先着順のお得を急かされることは苦手」だと気付いた出来事がありました。思考の整理も兼ねてうだうだ書いてみます。

 

全国旅行支援は忙しない

気付いたキッカケは、今流行りの全国旅行支援制度でした。

もともと11月に旅行に行こうと思っていたんですね。弊社は一律のお盆休みがない代わりに、好きな時期に夏休みを取得可能。仕事が忙しい8~10月を乗り切ったら休むぞ~!感染が爆発的状況じゃなければ旅行に行くぞ~!と思っていました。

そんな矢先に始まった全国旅行支援。「旅行代金40%OFF&クーポン配布」と大変お得ながらも「適用数に上限あり」な早い者勝ちの制度。旅程は直前に決めるタイプなこともあり、先着順なら無理だろうな~とハナから諦めていました。

 

ところが、職場の休暇予定表を見た旅行好きの同僚から「休み取るんだ。旅行に行くの?」「え、まだ予定決めてないの?折角だから全国旅行支援を使いなよ!早くしないと締め切られちゃうよ!」「ってか、便乗値上げされてるから制度使わないとむしろ損だよ!」

 

うるせ~~!!私には私のペースがあるんだよっ!!!

…とは勿論言えず、あははそうですね、なんて相槌を打ったりして。ただ、対面でぶわーっと言われるとその影響力は大きく、一度は「今すぐ旅程を決めるべき?もし上限数に達した都道府県だったら行先ごと変えるべき??」なんて血迷いました。最終的には

  • 行きたいところに行く
  • 予約時点で上限数に達していなければ、全国旅行支援を使う

ことで落ち着きましたが、早く取り掛からなければいけない!?と焦る気持ちは、楽しいものではありませんでした。

 

先着順に挑まない人生

思えば「先着順」には極力挑まない人生を送ってきた気がします。

お正月に家電量販店が実施している「各店舗2名限定!ノートパソコン5万円!」みたいなのには一切興味がなかったですし、ファッションブランドの福袋先着20名なんかもそう。

対象人数が多ければ参加することはありました。開店記念で先着500名にパン1個サービスとか、楽天ビューティーの先着5000名100円OFFクーポンとか。

お得とは異なりが、コロナワクチン1回目2回目の予約競争は嫌でしたね~。

先着○○名に食い込むために頑張っても、結局ダメだったとき労力に見合わないと思ってしまうんです。それならハナから取りに行かない方がマシ。

 

普段なら「絶対お得だから福袋を買いに行きなよ!!!」と言われることはないので、一度諦めてしまえば我関せずでいられるのですが…。全国旅行支援は規模が大きくてみんな知っていますからね。一度諦めても周囲から「急いでやりなよ!」と急かされる機会ができてしまう。

んー、急かされてもじっと慌てず自分を貫ければいいのですがね。なかなか難しい。

 

おわりに

書いていて気付いたことが二つあります。

ひとつは、「人から急かされなければ、自分で取捨選択できている」。お得なことはあれもこれも!と抱え込むのではなく、これはやる・これはやらない、と自分基準で選べているのかも。意外としっかりしてるじゃん、と思えました。

もうひとつは、「対面で損得を説かれると焦る」。この意見、ネット上で読む分には問題なかったと思うんですよね。知人から対面で言われたからこその威力。お得なことはわかっちゃいるけど、ストレスが半端ない。

私もブログ上ではお金にまつわるアレコレを書いていますが、友人や職場の人にはあまり言わないようにしています。押しつけがましいような気がして、向こうから聞かれたときにふわっと伝える程度。今回、対面の威力の強さをまざまざと感じたので、より一層ふわっと言うよう気を付けないとなぁ…と思いました。

 

旅行の準備自体はまったりと進めた結果、奇跡的に全国旅行支援の枠が存在したので滑り込むことができました。なんと。自分が一番驚いています。さて、後は体調を崩さずに、当日寝坊せずに…。久しぶりの旅行、楽しめるといいなぁ。