TEPCOから依頼された契約前後の諸々を実施。
前の記事の振り返り
前回の記事では、ENEOSでんきが「燃料費調整額の上限価格を撤廃」を発表したことを受けて、東京電力パワーグリット(TEPCO)の従量電灯Bプランに切り替えた話を書きました。
TEPCOも電力自由化以降は新しい電気料金プランを発表していて、基本的には新しい電気料金プランを契約することになります。しかし新しい電気料金プランは燃料費調整額の上限価格がなく、その点では、ENEOSでんきと変わりません。
電力自由化以前からある「従量電灯B」他のプランなら、燃料費調整額の上限価格が設定されているため、カスタマーセンターに電話して申し込みました。
申し込み自体は電話口で完了しましたが、オペレーターさんに3点依頼をされました。
- 現在の電力会社に「切替日」と「スイッチングハブ切替をしてほしい旨」を伝えて欲しい
- 電気使用量の確認等はネット上で行うので、「くらしTEPCOweb」のアカウントを作って欲しい。
- 支払方法の登録が完了するまで、郵送の振込用紙で支払って欲しい
今回の記事では、これらを実施したことについて書いていきます。
従量電灯Bへ、切り替え前後の3つの庶務事項
1.現在の電力会社に「切替日」と「スイッチングハブ切替をしてほしい旨」を伝えて欲しい
一つ目は、現在の電力会社であるENEOSでんきに切替日をを伝えること。
オペレーターさんには「はい」と答えたものの、最初は「伝える?どうやって?電話するの??」と疑問だらけ。しかし、ENEOSでんきのホームページを調べると答えがありました。
よくある質問の「ENEOSでんきを解約したい」で「他社への切替>他社へのお申し込み“後”」を選ぶと、
回答が表示されます。
切り替え先の電力会社さまより、「ENEOSでんき」へ解約手続きを行うよう指定があった場合に限り、廃止予定日入力フォームに必要事項を入力ください。※東京電力エナジーパートナー株式会社の従量電灯への切替 等
まさしくこれ!「切替日」と「廃止予定日」で名称は異なりますが、意味合いとしては同じでしょう。
「廃止予定日入力フォーム」がリンクになっているのでクリックすると、以下のようなページが表示されます。
続きにもう少し質問があるのですが、ENEOSでんきの契約資料さえあれば問題ありません。
「スイッチングハブ切替」に関しては記載する箇所がありませんでした。ただ、ENEOSでんきだってこんなフォームを作るくらいですから「この人は従量電灯に切り替えるんだな」とわかったら、必要な処理をしてくれるでしょう。ENEOSでんきの人たちを信じて入力項目のみ埋め、送信してクリア。
2.「くらしTEPCOweb」のアカウントを作って欲しい
次に、電気料金等を確認するための「くらしTEPCOweb」のアカウントを作成しました。
これ、切り替え前でも作成できます。つまりアカウントだけなら誰でも作れる仕様ということ。なんだか面白いですね。あとから自分で契約情報を登録します。
電話したその日のうちにアカウントを作成。一般的なWEBサイトと同じようにメールアドレスを入力したり、パスワードを設定したりで問題ありませんでした。
ただ、契約情報の登録で少し躓いてしまいました。切替日当日・翌日に登録しようとしても「契約情報がありません」と出てしまいまして…。
あとから自分のメモを確認したら「切替日の2営業日後から反映」って書いてありました…当日からできると勘違いしちゃってました。2営業日後です。慌てず騒がず待ちましょう。
時間経過後に入力したところ、無事私の契約情報が出てきました。正しく契約が受理されているとわかってホッ……。切り替えが上手くいっていないのかと少しドキドキしました…。
3.支払方法の登録が完了するまで、郵送の振込用紙で支払って欲しい
電気料金の支払いは「口座振替」にしました。こんな割引制度があるため。
口座振替をお申込みいただいたお客さまは55円(税込)/月が割引となる【口座振替割引サービス】に自動的にご加入いただけます。
例えば楽天カードで支払えば、100円につき1ポイントが貯まります。しかし、私の電気料金はおそらく2000~3000円/月です。電気代高騰を見込んでも5000円以下なんじゃないかなぁ…。すると楽天カードの場合貯まるのは20~30円分/月なので、55円割引の口座振替の方がお得!
なんでもクレジットカードで払いたくなるところですが、一人暮らしの場合は一考の余地ありですね。ちなみに水道料金も同様の理由で口座振替にしています。
さて。ただし最初の月は、口座振替の登録が間に合わず振込用紙での支払いになると考えていました。いつ頃届くかな…と思っていたら、すごい早く着ました。
ご使用期間3日間。振込金額229円……。
……電気の検針日って、電力会社によって違うんですね。ENEOSでんきが12日だったところ、TEPCOはおそらく15日。この差分が今回の請求なんでしょうけど…。んん、この金額を振り込み…。
勿論ちゃんと行ってきました。コンビニ支払い完了です。
おわりに
こうして無事に切り替えの申し込みと、切り替え前後の庶務事項を完了。229円のみですが請求書も届いたし、正しく切り替えできたのでしょう。よかったよかった。
これから燃料費の価格がどう動いていくかわかりませんが、多くの物価が上昇を続ける昨今、やっぱり上がっていくと思われます。従量電灯Bも上限価格が設定されているだけで、燃料費調整額自体は支払う必要があります。物価高騰のあおりは受けるでしょうが、上限があると思えば少しは安心できるかな。
出費は控えたいところではありますが、暖房費を節約して体調を崩しては元も子もありません。ちゃんと切り替え手続きができたぞ!と胸を張って、適切に暖房を利用していきたいと思います。
……今ですか?ウルトラライトダウンを着つつ、暖房ナシで記事を書いていますけど。