とうつきの備忘録

地味OLの備忘録。ゆるミニマリストな暮らしと、ものづくりと節約。

ENEOSでんきから従量電灯Bへ切り替え①

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燃料費調整額の上限価格設定が撤廃されたので。

 

ENEOSでんきの燃料費調整額が撤廃

物価上昇が続く昨今。中でも影響を感じるのは電気代です。2022年春の時点で「同じ使用量(kw数)でも500円も違う!」と嘆いていました。

www.tou-memo.com

しかし、これは序章に過ぎなかったようで。

2022年10月5日、契約している「ENEOSでんき」からこんなメールが届きました。

お客さま 各位

平素より「ENEOSでんき」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

ENEOS株式会社(以下「弊社」といいます。)は、「ENEOSでんき」の燃料費調整における上限価格の設定を2022年11月1日から廃止させていただきます。詳しくはENEOSでんきホームページに掲載しておりますお知らせをご覧ください。

https://www.eneos.co.jp/denki-kyotsu/information/pdf/info_220926.pdf

(燃料費調整額以外の、基本料金・最低料金・電力量料金の単価は変更ございません。)

「ENEOSでんき」では、毎月の燃料価格の変動を燃料費調整額として電気料金に反映しており、この燃料費調整額には、燃料価格の上昇によるお客さまへの影響を緩和するため、上限価格を設定しておりました。しかしながら・・・(中略)・・・上限価格の設定を廃止し、適切な電源調達コストを電気料金に反映することといたしました。

(下線はとうつきが追加記載)

燃料費調整額の上限価格廃止!!

これまで燃料費が上がっても、ある程度はENEOSでんきが吸収してくれていたのに、これからは燃料費の上昇がダイレクトに来ちゃう!いやだ!

 

電力会社を切り替えよう

即座に電力会社の切り替えを検討しましたが、他の電力会社も多くは燃料費調整額の上限設定がありません。元々設定が無いか、このご時勢で無くなったか…。世知辛い。

ぱっと思い付いた東京電力も、新しい電気料金プランは上限が無い。…と思いきや、従来の電気料金プランなら上限価格の設定がある!?

ということで、東京電力の従量電灯Bのプランに変更しました。

 

東京電力の料金プランと「従量電灯B」とは

東京電力の電力小売り事業「東京電力エナジーパートナー(TEPCO)」は、電力自由化の際に新しい料金プランを発表したそうです。

  • 電力自由化前の料金プラン…従量電灯A/B/C、定額電灯など
  • 新しい料金プラン…スタンダードS/L/X/A、プレミアムS/L、スマートライフS/Lなど

参考:お引越し手続き|東京電力エナジーパートナー株式会社

「従量電灯B/C」≒「スタンダードS/L(標準的なプランで使用量に応じた電気料金)」のようです。新しい料金プランは色々割引があったり、生活かけつけサービスがあったりと便利そうですが、私が求めているのは燃料費調整額上限のあるプラン。そうすると電力自由化前の料金プラン「従量電灯B/C」なんですよね。

従量電灯Bなどの電力小売全面自由化前の電気料金プラン※6については、燃料費調整単価の算定に用いる平均燃料価格に上限を設けており、上限を超えるご負担はいただいておりません。

燃料価格高騰に伴う自由料金プランの燃料費調整額について|東京電力エナジーパートナー株式会社

 

従量電灯Bに申し込もう

ネットで調べる

さて、電力自由化前の料金プランですが、ネット上からは切り替えができません。

TEPCOのトップページ(東京電力エナジーパートナー│電気のご契約・お手続き)から、「電気>電気とガスのお申し込みはこちら>他社からTEPCOへの切り替え」で辿り着いた「電気プラン切替の申込み」ページで諸々入力すると、こんな文面が表示されてしまいます。

「規制料金プラン(従量電灯等)をご希望される方はお電話にて承ります」…。そうか、電話か…。平日9時5時は仕事なんだけどな…。土曜日に電話することにしました。

電話で申し込む

10月下旬の土曜日。現在の契約内容がわかる「ENEOSでんき」の契約資料を片手に電話を開始しました。

朝9時ちょうどは混み合っていて「お掛け直し下さい」でしたが、11時前に再度掛けたところ「しばらくお待ちください」のアナウンスの後、5分ほどで繋がりました。長期戦に備えスピーカーにしたまま皿洗いをしていたので、意外と早くてびっくり。

電話口では「現在他社で電気の契約をしているが、東京電力に切り替えたい。従量電灯Bなどは電話で受付とのことで電話した」旨を伝えると、すぐに手続きに移って下さいました。

オペレーターの方からは氏名や住所のほか「供給地点特定番号」を聞かれました。一瞬なんのこっちゃ??と思いましたが、ENEOSの資料を見ると記載が!どうも電力会社間で共通の番号らしく、これを元にどんな形態か、何アンペアか、などを確認するようです。あらかじめ資料を手元に置いておいて良かった…。

切り替えは即日ではなく「現在の電力会社の次回検針日から切り替わります」とのことで。ENEOSでんきの次回検針日は11/12だったので、その翌日からTEPCOに変わります、とのことでした。ENEOSでんき燃料費調整額の上限撤廃は11月検針日以降が対象なので、ギリギリセーフでした。

 

その他依頼されたのは以下。

  1. 現在の電力会社に「切替日」と「スイッチングハブ切替をしてほしい旨」を伝えて欲しい
  2. 電気使用量の確認等はネット上で行うので、「くらしTEPCOweb」のアカウントを作って欲しい。
  3. 支払方法の登録が完了するまで、郵送の振込用紙で支払って欲しい

電話自体はかなりスムーズに進んだ印象でした。オペレーターさん、ありがとうございました。

この依頼3点の解消は、次回の記事で書いていきます。

 

おわりに

もともとENEOSでんきを契約していたのは、現在のアパートの仲介業者に紹介されたから。紹介手数料が入るんでしょうね。特にこだわりもなかったためそのままお願いしました。

ただ、一人暮らしの微小な電気使用量では大してお得にならず。思い入れもないため、いずれ東京電力に戻したいな~とぼんやり考えていました。

そんな中での、燃料費調整額の上限撤廃です。切り替えのお尻叩きとして、いいきっかけになったかもしれません。

本当は1本の記事で書くつもりが、思わず長くなってしまいました。次回は依頼された事項をこなしていった話を書いていきます。