先週の木曜日くらいから、ふと「捨てたい欲」が湧きあがっています。そんなこんなでまずはCDをわさっと処分しました。
音楽CDは8枚
とはいえ、CDは元々少ない方です。学生時代には数十枚は持っていたように思いますが、幾度もの片付けの中で少しずつ減っていきました。いま数えてみたら、音楽CDは8枚でした。※勉強用のCDやCD-ROM数枚は除きます。
持っているのは学生時代に大好きだったスキマスイッチや嵐などの作品です。そのなかでも特に印象深いものだけ残していました。例えば、スキマスイッチは好きになったきっかけの「全力少年」のシングル、嵐は聴くと前向きな気持ちになれる「Everything」のシングルなど。アンダーグラフの「ツバサ」も高校時代大好きでした。
そんな厳選したCDですが、CDとしては活用していませんでした。今や音楽はデータで聴く時代、上に挙げたCDも手持ちのMP3ウォークマンとパソコンに取り込み済みです。そして聴くのはMP3ウォークマンから。
別に曲を聴きたいだけなら、必ずしもCDとして取っておく必要はないのです。
「この曲が好き」という証だった
CDから直接聞かなくて、データも持っているのに、わざわざCDを取っておいた理由。改めて考えると、「私はこの人たちの曲が好きだった」と証明する役割だったのだろうと思います。
ミニマリスト界隈では、本や漫画、CD、コレクションを捨てられない心理としてよく言われていることですね。捨てたら好きじゃないみたい、と。大好きなCLAMP作品を処分したり、文房具を減らしたりするなかで、そういった「好きの証明」のために取ってあるものは大体手放してきたと思っていましたが…。この厳選したと思っていたCDもそうだったのかーと気付くと、改めて納得です。百聞は一見にしかず。
CDを処分したとしてもデータは持っているから聴くことはできます。また、CDを持っていないけれど好きな音楽はいくらもあるので、「CDを持っている=好きな曲である」というわけでもありません。好きな曲だからといって、CDを取っておかなくてはいけない、ということもないなと思いました。
収納ケースに入るからこの枚数
CDはしばらくずっとこの枚数でした。「なんで8枚だったのか」を考えると、ちょうどCD用収納ケースに入る数だったからかな…と思います。
よくよく思い返してみると、学生時代にCDを減らすとき、約10枚入る収納ケースを100均で買ってきて「このケースに入るまで減らそう」と考えた記憶があります。そのときは厳選に厳選を重ねて10枚以下に絞ったのでしょう。当時、その方法は正しかったのだと思います。
ただ時が経ち、本当はもっと少なくても良くなっても「収納ケースに入っているからいいや」と見過ごされてきたように感じます。ものを減らしたいならまず収納から、こんなところでも納得しました。
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CDは1枚だけに
さて、データが残っているなら全捨てしようかとも思ったのですが、1枚だけ残すことにしました。嵐の「Everything」のシングル。
きっと捨てても後悔はしない気がします。でもこのCDは取っておきたい!と強く思います。この曲の歌うメッセージに色々思うことがあり、当時やっていたCMも好きだったからかな。全捨てしないといけない理由もないですし「もういいか」と思うまでは手元に置いておこうと思います。
ちなみにレンタル落ち品を購入しているのですが、当時はまさか最後まで残るCDになるとは思わなかっただろうなー。
すっきり
そんなわけで、CDは8枚→1枚に減りました。体積的にはそんなに大きくありませんが、処分できてすっきりです。「好きの証明」として取ってあるものがまだまだあることに気付けたので、そのしがらみを取っ払って、より身軽に生活できたらと思います。