いつもささっと簡単に見直していた防災袋。しかし、今回”じっくり”見てみたら"ささっと"では見落としていたことが多々ありました。
じっくり見たら気付いた
これまで防災袋の点検は、定期的には行っていませんでした。
防災袋に使っているリュックが、ハイキング用リュックと兼用のため、山歩きの度に中身を出し入れしていたからです。その度にささっと、食品の賞味期限は大丈夫か、懐中電灯が点くかなどを確認していました。
しかし、新型コロナの影響で山歩きをしなくなってしばらく。ふと思い立って防災袋の中身をじっくり確認したら「えっ!?」ってものがいくつかありました。
皆さんの参考になれば幸いです。
1.マウスウォッシュ
まずは前回の記事の最後にも載せた「モンダミン ペパーミント」です。災害時にハミガキ用の水がない可能性を考えて備蓄。しかし、私、普段はマウスウォッシュは使わないんですね。ローリングストックはできません。
…ん?じゃあこれいつ買ったんだ?とよくよく見てみると、
購入時に書いたと思われるメモの日付、2017年5月。え、3年も前に買ったの??
口に含むもの、でも食べ物じゃない…等々勘案して「個人的にはまだ許容範囲」と結論付けました。しかし、これが4年5年と経過したら、災害時でも使いたくありませんよね。
このまま入れておくとまた忘れると感じ、新しいものを買うことにしました。これは毎日使って消費→使い切り処分を目指します。 今4分の1くらい減ったでしょうか。
2.靴下
防災袋のなかには、2日分ほどの衣類も入れています。衣類には期限もありませんし、いつもは必要な種類が揃っているか?をチラ見するくらいでした。
しかし、今回じっくり見てみると…写真では見づらいですが、新品の靴下にシミが!
薄茶色のぽつぽつした…木製の引き出しにずっと入れていたらつくようなヤツです。災害時、綺麗だと思っていた衣類にシミがあったら、なんかショックですよね…。仕舞い込んだらまたシミが付きそうだったので、洗濯して普段使いにしました。洗濯したらぱっと見では落ちたので!防災袋には、新しく買った靴下をイン。
3.懐中電灯の中身
停電時にさっと使えるよう、電池を入れた状態の懐中電灯。これの点検って、何を確認しますか?たぶん「電池切れになっていないか、ライトを点けてみる」かと思います。
ずーっとそうやって点検していたのですが、ふと分解してみたところ
電池の使用推奨期限が2015年10月!
おまけにマイナス極側から液漏れ&結晶化してる!
普段きちんと点くから気付きませんでした…。「長期間使わない電化製品からは電池を抜きましょう」なんて言われますが、懐中電灯には入れておきたいですもんね…。そんなときは、たまに電池も取り出してみないとな、と反省…。
電池はもちろん取り出して処分、今新しいものを注文しています。
おわりに
普段から見ているつもりが、細部まできちんと確認できていなかったことがわかった今回。
いざというときに使えなくては困るので、ひとつひとつしっかり点検すべきと感じました。
これを読んで「あれ、これひょっとしてうちでも… 」なんて思った方は、ぜひ確認してみてほしいです!