とうつきの備忘録

地味OLの備忘録。ゆるミニマリストな暮らしと、ものづくりと節約。

探し物と、持ち物の住所

 このページには広告が含まれます

持ち物を保管する場所=持ち物の住所は、おおよそ決めています。それによって探し物がすぐに見つかった成功談と、きちんと管理できずに時間が掛かった失敗談。

f:id:toutsuki:20190707224734j:image

 

 

カテゴリーごとに収納場所を決める

所有しているたくさんの物。それらの収納場所や置き場所は大体決めてあります。文房具はこの引き出し、便箋封筒はこの箱のなか、目覚まし時計はベッドの上か椅子の上。

最近、巷では「物の住所を決める」なんて言いますよね。

ミニマリストではなくても、ごく一般的になされていることだとは思います。会社でもファイルが置いてある場所とか決まっていますし。私個人としては「同じカテゴリーのものはできるだけまとめること」を意識して、持ち物の住所を決めています。

 

成功談:探し物がすぐ見つかった

先日、どこにしまったか全く思い出せなかった探し物を、すぐに見つけられたことがありました。「同じカテゴリーのものはできるだけまとめること」を意識した「持ち物の住所」によって見つけられたと思っています。

昔のパスポートを探せ!

今年、人生初の海外旅行に行くことになりました。人生初ということでパスポートも持っておらず、パスポートの新規申請をすることに。事前にネットから申請書を入力していたところ、名前、生年月日、本籍…と続けて「以前パスポートを持っていたことがありますか?」の問いがありました。初めての海外旅行だしもちろん「いいえ=持っていません」にチェックを付けようとしてふと気付きました。海外旅行は初めてだけど、昔父親の仕事の都合で海外にいたことあったよね…?

そう、小学生の頃に少しだけ海外にいたことがありました。ということは昔パスポートを持っていたはず。当時は小学生で間違いなく母が預かっていたはず。とすると、母に探してもらわないとわからない??…いや帰ってきてから数年後、「有効期限も切れたし、あとは自分で好きにしなさい」と貰ったんだ!…貰った記憶はあるけどしまった記憶がない。でも捨てた記憶もない。どこにあるんだろう?

本の形をしているから本棚?いや、もう使えないものを本棚にしまわないだろう。有効期限の切れたパスポートが取ってあるなら、思い出の品としてだろう。だとしたら…「思い出ボックス」かな?

思い出カテゴリーの物を集めた「思い出ボックス」

「思い出ボックス」とは、思い出の品を集めたケースのことです。中には現像した写真、中学校の生徒手帳、高校の校章、キラキラのビーズブレスレット…そういった「もう役に立つことはないけれど捨てられないもの」を入れています。ケースに入りきらなくなったら捨てること、という制約のもと、天袋の奥にしまってあります。

「十数年前に有効期限の切れたパスポートなんて、あるとしたら絶対にここだ!」という気持ちのもと探したところ、すぐに見つかりました。思い出ボックスの一番上にちょこんと載っていました。昔パスポート持っていたなと思い当ってから、場所を考え、天袋から思い出ボックスを引き出して見つけるまで5分程度でした。 

物のあるべき場所が決まっていると探しやすい

こうして、「思い出の品は思い出ボックス=天袋にあるはずだ」という考えから、すぐに見つけることができました。物のあるべき場所、住所が決まっているといざというとき探しやすいと思います。特にカテゴリー単位の場所が決まっていると、そのもの自体の場所を思い出せなくても探しやすくて良いと感じました。文房具ならこことか、料理のレシピはここを探して無いなら無い、ペンはペン立てか引き出しの中にしか置かないはず…など。 

 

失敗談:元の住所に戻さなくて見つからない

折角決めたカテゴリー単位の持ち物の住所も、決めた場所に戻さなければ意味がありません。最近、この元の場所に戻す、という単純作業をサボってしまい、探し物を見つけることに苦労しています…。

運転免許証ってどこ行った?

上で書いたパスポート申請の話、実は続きがあります。見つけた昔のパスポートを元に諸々記載し、いざパスポートセンターへと家を出る直前、本人確認資料を忘れていることに気付きました。運転免許証を取りに部屋に戻ったのですが…思った場所にありません。

運転免許証は「大切なものケース」に入れているのですが、そのケースのなかにありませんでした(普段車に乗らないので持ち歩いていません)。身分証明書として持ち歩くときは財布かカードケースに入れるのですが、そこにも無し。これらの場所が運転免許証の住所なので、ここに無ければ最後に使った時のことを思い出さなければなりません。

最後に使ったの…リサイクルショップに古着を売りに行った時?いや、それは随分昔だ。じゃあ免許証を更新した時?いや、それはもっと前。あと身分証明書として使うのは…あ、パスポートのために戸籍抄本を取りに行った時に念のため持って行った。その時はカードケースに入れたはず…だけど帰りは、そうだ、戸籍抄本と一緒の袋に入れたんだ。

ということで、その袋を開けてみたところ、戸籍抄本を取った時のレシートと共に運転免許証が入っていました。10分以上ウロウロしていたように思います…。

使ったら戻す、を徹底したい

このように、いくら持ち物の住所を決めたとしても、その後の自分が正しい住所に戻さなければ意味がありません。そして最近「面倒くさい」を理由にこれを徹底できていません…。どうしたものか。

今現在は「使ったら戻す、を徹底する」という心がけしか思い浮かびません。でも徹底できていないからこうなるんだよなぁ。もっと抜本的な対策というか、どうしたら面倒じゃなくなるか、を考えないといけませんね。まあミニマリスト的には、「面倒じゃないくらい物を減らす」となりそうですが…。うーん。

関連記事:元に戻さないと、物が物を呼ぶ 

t-memo.hatenablog.com

 

おわりに

全く結論が出ていなくてすみません…。でも「カテゴリー単位で持ち物の住所を決めること」は今回のように探し物にも便利ですし、片付ける時も深く考えずに片付けられるのでおすすめです!…面倒くさがって放置しなければ!

あとカテゴリーでまとめると「このカテゴリーの物ってこんなに持っていたんだ」という気付きにもなりますので、良かったらぜひ。