とうつきの備忘録

地味OLの備忘録。ゆるミニマリストな暮らしと、ものづくりと節約。

2泊3日福岡旅行(2日目)

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宗像大社と、水炊きと、神社いろいろと、本。

2日目

11月下旬に敢行した福岡一人旅、今回は2日目です。

朝ごはんはホテルルートイン博多のビュッフェ。

いつもは素泊まりで朝食付けないんですけどね。今回は頼んでみました。スクランブルエッグを取り過ぎて出汁巻き玉子を食べられなかった…。明太子が食べられるのは嬉しい。

 

宗像大社

福岡市からは少し離れた宗像大社へ向かいます。JR福岡駅→JR東郷駅、その後はバスかタクシーで宗像大社……という流れ。

いや〜交通の便が悪いとは聞いていました。バスは30分〜1時間ごとだから最悪タクシーで行こう、とも。でもやっぱ、現地で次が1時間後の時刻表を見るとどっと疲れますよね…。

誰か相乗りしてくれないかな〜と佇んでいたら、二人組のお姉さんが「一緒にタクシー乗りませんか?」と声を掛けて下さいました!ありがとうございます!大阪からいらしたお二人!!!

タクシーは計1800円、3人で割って600円でした。本当にありがたい…。

 

宗像大社は、2017年に「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として世界遺産に登録されました。

www.okinoshima-heritage.jp

私自身、ガイドブックで見るまで「そんなのあったけ?」なんて印象でしたが、「島全体がご神体で現代まで女人禁制が貫かれている信仰の地」といった説明を読んで思い出しました。あったな、そんな時代遅れな世界遺産!(失礼)

 

宗像三女神と言われる神さまをお祀りしています。

  • 沖津宮……沖ノ島(沖合50kmほど)。島自体がご神体。普段は神職1名のみが常駐。女人禁制。世界遺産登録後は一般人の上陸自体原則禁止へ。田心姫神(たごりひめのかみ)を祀る
  • 中津宮……大島(船で25分)。一般人も参拝可。湍津姫神(たぎつひめのかみ)を祀る
  • 辺津宮……九州本土。市杵島姫神(いちきしま ひめのかみ)を祀る ←ここに行きました。

朝9時半、人が少なくて良いですね。

↑手水舎の石も荘厳。辺津宮の拝殿はこんな風↓

 

辺津宮の背後には、上陸できない沖津宮、船で行く中津宮の分霊を祀ったお社もあり、辺津宮にいながら2社分もお参りできます。

これは第二宮(沖ノ島=女人禁制の方)。

 

それから、宗像三女神が降り立ったと言われる高宮祭場。

辺津宮で最も神聖で、パワーの宿る場所なんだそう。

樹木に囲まれた、何もないところ。説明を自分なりに咀嚼したところ「今でこそ立派な建物を拝んでいるが、”ご神木”なんて言うように昔は大きな木や岩に神が宿ると考えられていた。その更に昔は、拠り所となる目印が無くても、万物に神が宿るとして、祭場と成り得た」って感じかな。

静かで、よい雰囲気の場所でした。

 

時間があったので、神宝館(神社の所有する博物館)にも行ってきました。

沖ノ島から出土した神宝(約8万点!の国宝)を展示しているそうです。ご神体の沖ノ島から出土したのだから、すべて神様への捧げ物です。

福岡は過去、外国との交易の拠点でした。そして宗像三女神は航海の神様。船旅を伴う、国を挙げての貿易が上手くいくよう祈りと供物を捧げ、無事帰ってきたらお礼を捧げ……。

出来の素晴らしい物、大陸の物が多数出土したのは、上記のように国を挙げての貿易が絡んでいたから、と考えられているようです。で、人がほぼ立ち入らない島だから状態もいい。

は~~なるほどね~~~~。知らないことばかりで、馬鹿みたいな反応しかできない。大変興味深かったし、勉強になりました。

 

宗像大社(辺津宮)の所用時間は2時間。かなーりじっくり、神宝館まで見学してもなお。もうちょっと時間が掛かるかと思って2日目初日に持ってきましたが……うーん、1日目か3日目で良かったなコレ。訪れて良かったは良かったけど、配分ミスった。

 

水炊き

福岡駅まで戻って来て、お昼ご飯。「鶏匠 松元」の水炊きです。

地域クーポンがあるので、折角ならイイ物を食べたい。一人で水炊き鍋が食べられるお店を探すのに苦労しました。

文句なく美味しかったです。お鍋好きですし、野菜いっぱい取れるし。

地域クーポンで2000円→0円♡

 

住吉神社(2回目)

宗像大社から思わず早く帰ってきてしまったので、チェックインまでの時間を持て余します。仕方ない。

昨日夕暮れに行った住吉神社~!2回目!!

昼間だとまた雰囲気が変わっていいですね。宗像大社のような白木が美しい拝殿もいいですが、朱塗りの拝殿も素敵。青空に映える。

昼間でも人が多すぎず少なすぎず、閑静な雰囲気があり良かったです。

 

櫛田神社

ホテルにチェックインして荷物を放り(後述)、もう一ヵ所神社へ!

櫛田神社です。「お櫛田さん」の愛称で親しまれている、博多の総鎮守。

博多で有名なお祭り「博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)」は、ここ櫛田神社の奉納神事なんだそう。……いやはや、勉強不足でそのお祭り自体を知りませんでしたが。

お祭りで使う大きな飾り山笠が飾られています。高さ15メートル?

博多の中央にあるこの神社、宗像大社のような広さと荘厳さも、住吉神社のようなこじんまりとした静謐さもありません。ちょっとガヤガヤしてて、商売繁盛がご利益で…

どこかで似た雰囲気を知ってるな…と考え続けて2週間。そうだ、東京の神田明神に似ているかもしれません。神聖な祈りの場というより、商売人に愛された庶民の神社なんでしょう。

 

BUNSHODO HOTEL

疲れ果ててホテルへ。2日目は「BUNSHODO HOTEL」に泊まりました。

2泊3日なら基本は連泊します。が。全国旅行支援のクーポンが、何故か連泊では使えなかったのです…何故なんだるるぶトラベル…。どうせ1泊ずつ予約するなら、別のホテルにしよ~と選びました。本が読めるホテル。詳しくはサブブログに書きました。

tou-book.hatenablog.com

エッセイと文庫本の小説、2冊を通読。は~面白かったけど眠い~。

あ、ご飯はすべてを諦めてコンビニ弁当でしたよ。