中古のミッフィーが甦りました。
中古のミッフィー
先日、リサイクルショップでミッフィーのぬいぐるみを買いました。
ただこのミッフィー、いかにも中古といった雰囲気。具体的には全体的に薄汚れていましたし、染みもちらほらありました。
もともと「自宅に連れ帰ってお洗濯してあげたい!」と思って購入した子。全力で染み抜き&手洗いをしてみました。
洗う前の姿(Before)
遠目に見るとそれほど汚れていないのですが。
近付いてみると、耳の裏に薄茶の染みがあったり、
お顔の中央や口元がぼんやりと薄茶の染みになっていたり、
お腹にボールペンで書いたような黒色の染みがあったりします。
あとどうしても写真に写らなかったのですが、左目の上あたりに「頬紅のついた手で触っちゃった!」的なラメ入り薄ピンクの汚れが…悲しみ。
事前ネット調査&手順決め
全体的な薄汚れ感は普通の手洗いで落ちそうですが、染み各種は漂白しないと落ちないかもしれません。そこで使えると思ったのが、酸素系漂白剤「オキシクリーン」。
ネットで調べたところ先駆者の方々の記事が多数!参考にしたのは主に以下サイト。
オキシクリーンの使い方は、「お湯に溶かして漬け置き」でOKっぽい。普段のタオルや服の漂白と同様の手順でした。その後もう一度おしゃれ着洗剤で洗うか、オキシクリーンのみで良しとするかは好みかな。短時間なら洗濯機脱水も耐えてくれそう。
その他の記事も併せて、以下の手順でやってみることにしました。
- お湯を溜めてオキシクリーン投入
- ぬいぐるみを漬け置き(20分~6時間)
- よくすすぐ
- おしゃれ着用洗剤で手洗い、よくすすぐ
- 洗濯機で短時間脱水(~1分)
- 何日か平干し(2日~)
さあ、いざ!
お洗濯実践
ぬいぐるみをオキシ漬け
高さ26㎝とまあまあ大きめの子なので、バケツに目一杯お湯を溜めて漬け置きすることにしました。キッチンのシンクにバケツを置いて、オキシクリーンを1スプーン分振り入れて、お湯の蛇口を捻ってスタート。
溜まったお湯にミッフィー投入。
ん。沈まないな……
綿たっぷり、空気もたっぷりのぬいぐるみ。そのまま放り込んでも、ぷかぷか浮いてしまいました…。ハンガーで突いても突いても浮かんでくる…。
触ると火傷しそうなお湯に突っ込んでいるので、今更手で押せません。でも前面にも背面にも染みはあるんだよな…。
最終的に「水を溜めたラーメン丼を顔の上に乗っけて沈める」という手段に出ました。絵面が可哀想…ごめんよ……。
漬け置き時間は合計1時間。途中30分で丼を退かし、ミッフィーの前後を入れ替えて、また丼を乗っけました。
漬け置き後。
ちょっとお顔が凹んじゃったね…?でも心なしか、全体的に白くなった気がする。
まだ温かいお湯で火傷をしないように気を付けつつ、一旦すすぎます。
おしゃれ着用洗剤で手洗い
次は手洗いのターンです。バケツに水を溜めて、おしゃれ着用洗剤(エマールが好き)を投入して、押し洗いします。
水投入。
まだ浮かんでくる。
ここからは素手でミッフィーをぎゅむぎゅむ押したり、揉んだり、泡で表面を撫でたりしながら洗って行きます。
泡風呂 pic.twitter.com/ojM8j2I94b
— とうつき (@toutsuki_memo) 2022年8月21日
洗い終わったらひたすらすすぎ!押しても推しても泡が出てくるので、結局4回くらい水を替えてすすいだかな…?
洗濯機で脱水
すすぎ終わったら、洗濯機で脱水します。
でも、洗濯機に入れる前に、できるだけ水を抜いてあげたい。
すすぎ直後の姿。水を吸い過ぎて、耳が重さに耐えられずに倒れています。写真では分かりづらいですが、実は身体も随分ぺしゃんこになってる。
手の平でぎゅむぎゅむ押すなど、できるだけ水を絞ります。
終わったら綺麗な乾いたタオルに包み、さらに洗濯ネットで包みます。
タオルで包むのは
- ぬいぐるみが洗濯機内で破れたり傷つかないようにするため
- ぬいぐるみの水分が遠心力でタオルに吸われると乾きが早い(と思われる)ため
うちの洗濯機は脱水は3分からなので、約1分経過でストップ。洗濯ネットから取り出したら、まだいけそうだったので、新しいタオルで包み直してもう1分追加。
水分が抜けてお耳が立った!手触りとしては「少し湿ってるかな?」くらいまで行きました。
屋外で平干し(?)
お次は干します。本来なら平干しネットに寝転がしてあげるのが良いのでしょうが、うちに平干しネットはない。
考えた末、こうなりました。洗濯ネット(粗め)にミッフィーを入れて、ピンチ付きハンガーで掴む。
ほぼ平干し状態ですよね!ちょっぴり手足がきゅっと縮こまっていますが。
あとなにより可愛い!!この状態でベランダで揺れている姿、めちゃめちゃかわいかったです。ただどう頑張っても屋外の景色が映り込んでしまうので、ブログには上げられず…無念……。
この状態で1日干して、大体乾いたと思いつつも翌日もう1日干しました。中の綿の状態がわかりませんからね。
洗濯ネット&ピンチハンガーの組み合わせは、平干しよりもだいぶコンパクトにまとまっています。屋内に取り込んでからも干したままにしやすく、結果的には良い干し方だと自己満足でした。
洗った後の姿(After)
漂白剤とおしゃれ着洗剤でお風呂、ベランダで2日間日光浴をした結果。
全体的に薄汚れていたのが、すっきり白くなりました。いや、写真ではわからないんですけど!!
各種染みもなくなりました。この辺は写真からもわかりますかね??
左目上の頬紅らしき色も落ちて、真っ白お肌に。
物悲しさを感じさせる染みも消えて、すっかり綺麗になりました。
おわりに
「漂白&洗濯すること」を前提に連れ帰った中古のミッフィー。無事綺麗にすることができてほっとしました。もちふわな感触をより一層楽しんでいます。
洗濯最中の姿もいちいちキュートで、度々スマホを手にしては写真を撮ってしまいました。はぁ~~~洗濯したことで一層 “うちの子”感が増して、ますます可愛く思えるばかりです。
思ったより簡単に洗濯できたので、長く一緒に過ごしたぬいぐるみがいる場合、たまには洗ってあげるのもいいかもしれません。オキシクリーン、おすすめです。
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