リサイクルショップでミッフィーとの出会い

買っちゃった。

私は自称ゆるミニマリストです。

「持ち物が多いと管理が大変、しんどい」という観点から、できるだけ少ない持ち物で暮らしたいと考えています。
合言葉はシンプル・使い回し・代用。捨てる方が大変だから、極力不要なものは持ち込まない。

なんですけどね！！

買っちゃいました。ミッフィーのぬいぐるみ。

出会ったのはリサイクルショップでした。

市区町村が運営する、寄付で品物を集めて売上金は社会福祉事業に充てるタイプのリサイクルショップ。「〇〇地区交流センター」の片隅でひっそり開いているようなやつです。

寄付で成り立っているので、並んだ商品は販促品の文房具とか、戸棚の奥に眠っていそうな食器セットとか、一昔前の古びた玩具とか……言っちゃなんですが、寂れた雰囲気のお店。

元々はその「〇〇地区交流センター」に用があって訪れており、ついでに店先を覗いてみました。今は無きゆるキャラのキーホルダーを眺めながら、ふと視線を上げると…前方の棚の上、ぬいぐるみが所狭しと並ぶ中に、ころんと転がった白とオレンジの影が。
遠目に一目見てわかりました、あれはミッフィーだと。

近寄って手に取ると、予想以上にもふっと柔らかな掴み心地。包まれたビニールにはうっすら埃が積もっていました。キャラクターは予想通りミッフィー。お値段300円。

…もうですね！こんな寂れたリサイクルショップの片隅で転がっているのは可哀想だと思ってしまいまして。あちこちに小さなシミも浮いていて、うちで洗濯してあげたい…綺麗にしてあげたい…。

ただ衝動的な購入は後悔のもと。一度手放して帰宅しました。でも家に帰ってからも、あの店の片隅で転がっていたミッフィーの姿が忘れられず……。

一週間後、もう一度訪れました。

まだいました。買いました。

連れ帰ってから、もともとどんな名前で売られていた商品なのか気になって調べてみました。お尻のタグに「Sekiguchi」との会社名。ミッフィー好きにはお馴染みの、キャラクターグッズの制作会社名があったのでGoogleで検索検索～。

多分これだな、というものに出会いました。ただ、よくよく見ると胸元のボタンがプラスチック製の本物っぽい。手元のうちの子は、平たい円形を布で包んだボタン風の何かがくっついています。あとサイズ感もリンク先は23cmなんですが、うちの子は26cmくらいある。

リンク先の説明文に「ミッフィーのスタンダードシリーズが可愛くリニューアル♪」と書いてあるので、うちの子はリニューアル前の旧バージョンなのかな？と思います。

タグ記載のコピーライトも「1953−2008」とありますし…14年前くらいに作られた子なのかな。
うわ～時を経てうちに来てくれたの、かわいい。

そんなこんなで、うちの子になったミッフィー。中古品としてお買い上げ&各所にシミ&全体的に薄汚れていたので、まずは漂白とお洗濯からでした。

泡風呂 pic.twitter.com/ojM8j2I94b
— とうつき (@toutsuki_memo) 2022年8月21日

その様子は次回。

また、実はもともと「欲しいうさぎのぬいぐるみがいるから、資格試験に合格したらご褒美として買おう」と思って、最近お勉強に励んでおりました。
そんな最中に出会ったミッフィー。試験の申込みすらしていないのにお買い上げ。

……欲しかった子は一旦置いておいて、結果的にこの子が「試験合格のご褒美」になるようにしなくては。頑張るぞい。

とうつきの備忘録