初めてのソシャゲ『白夜極光』に思ったこととか。

3年半遊んだソシャゲがサ終
2025年1月24日、私が3年半プレイしたスマホゲーム『白夜極光』がサービス終了しました。
『白夜極光』は、いわゆる"ガチャ"を引いてキャラクターを集め、別のプレイヤーとゲーム上で"フレンド"になることができるソーシャルゲームです。
これまでスマホでプレイしたのは、単なるパズルやトランプゲームのみ。ソシャゲで遊ぶのは初めでした。
ストーリーを読みながら、育てたキャラクターで戦闘を勝ち抜き、ガチャ結果に一喜一憂するのは初めての経験でおもしろかったです。ゲーム専用のTwitterアカウントを作ったり、コラボカフェに行ったりもしました。

楽しく遊ぶ一方で、スマホの利用時間が伸びたり、ゲームに飽きてもキャラクターへの愛着で止められなかったり、Twitter上でプレイヤー同士のいざこざが起きて嫌な気分になったりもしました。
そんな"初めてのソシャゲ"で感じたあれこれを、記憶が鮮明なうちに書き留めておきたいと思います。4000字と長いので、お暇な時にどうぞ。
『白夜極光』とは
ゲームシステムは「ラインストラテジー」だそうです。
4色のマスからなる盤面で、同じ色のマスを一筆書きの要領でなぞると、なぞったマスの近くにいる敵を、味方キャラクター(光霊)が攻撃してくれます。

細かいゲーム性は割愛。ガチャで集めたキャラクターを育成し、様々な条件を考慮しながらチームを組み、敵を倒してステージクリアを目指します。
メインステージをクリアして物語を読み進めたり、高難易度ステージをクリアして報酬をゲットしたり。通常ステージの他にも、ゲットした光霊の3Dミニキャラを眺められるエリアやミニゲームで遊べるコーナーもありました。
『白夜極光』をプレイして良かったこと!
☆ソシャゲ楽しい
先述の通り初めてのソシャゲ。目に映るすべてのことが新しく、キラキラ輝いて見えました。キャラクターはもちろん、背景や音楽、ボタン一つまで凝ったデザインで驚きました。キャラクターの攻撃モーションや特別技のCGも一人一人違うんですよ。豪華〜!!

有償石と無償石とか、天井とか、BOXガチャとか、ソシャゲ界では当たり前だろう概念も面白かったです。知らない世界を知っていく、不思議な体験でした。
☆いろんな人と関われた
ソシャゲ用のTwitterアカウントも開設しました。プレイヤーの皆さんと相互フォローして、「今回のイベントは感動した〜!」「あのキャラはこう使うといいよ」など呟き合うのが楽しかったです。
新イベントが開催されると、その前後はTLがとても盛り上がります。みんなで一つのことを楽しみにして、一緒に楽しむ。ファンアートを投稿してくださる方も沢山いらして眼福。わいわいとしたお祭り感は、これまでにないものでした。
☆デイリー任務、コツコツ系が性に合っていた
ソシャゲには大抵「デイリー任務」という日次のタスクがあり、完了すると報酬が貰えます。日次、週次でコツコツこなしていく任務は、私の性格に合っていました。ソシャゲの中だけでなく、日常生活の中でやるべきことに、すんなり馴染んでいました。
☆オフラインイベントが面白い
アニメやキャラクターとコラボした期間限定の飲食店・コラボカフェというものがあります。キャラをイメージしたメニューがあったり、注文数に応じてコースターやポストカードが貰えたり。スマホの中にしかなかったイラストが、ゲームを飛び出して現実世界に現れることが不思議で、こんな世界もあるのかとわくわくしました。

『白夜極光』をプレイして悪かったこと
★スマホの利用時間が伸びた
明らかにスマホを触っている時間が増えました。デイリー任務だけなら短時間で済むのですが、ついあれこれと触ってしまい、気付けばあっと言う間に時間が過ぎています。新イベント、新ステージが更新された日などはゲームにかかり切りに…。
★走り続けるゲーム
発売時点で完成している買い切りゲームとは異なり、ソシャゲは走りながら作り続けられるゲームです。3~4週間ごとに新しく公開されるイベント、ストーリー、ミニゲーム……。やってもやっても次が来て、”楽しい”より”しんどい”が勝るようになりました。
★増え続けるタスク
運営はプレイヤーがゲームに飽きることを恐れています。飽きさせないために次々と新しいステージを作るので、どんどん毎日のタスクが増えていきました。
最初はデイリー任務+ウィークリー任務①だけだったのが、終盤はデイリー任務+ウィークリー任務①②③④(全部更新日が違う)となり、首が回らない状態でした。ここに1ヵ月更新のイベントのあれこれが入ってくるので、全部やり切るのは無理な状態。余暇のはずのゲームで”タスク”とか言ってる時点で、もうダメなんですけど。
★(個人的に)ソシャゲのストーリーが読みづらい
ソシャゲのストーリーは、キャラの立ち絵と会話文のみで進むことがほとんどです。これがもう、読みづらい!! 全部キャラの台詞で状況を説明するんですよ。

ちょっと例文を作ってみたのですが、例えばこの文章が、
扉を開けると、途端に香ばしい香りが鼻をくすぐった。目の前のテーブルには、焼き立てのパンが山積みになっている。
「うわー!おいしそう!」
エリカは歓声を上げながら駆け寄って、粉砂糖がまぶされた丸いパンを手に取った。そのまま、大きな口をあけてかぶりつく。白い砂糖がパラパラとテーブルの上に散った。後から入って来たトウヤは飽きれた顔で苦言を呈す。
「おいおい、そんなにがっつくなよ」
ソシャゲのストーリーだとこんな感じになります。
ギィー バタン(ドアを開ける音)
トウヤ「ん?なんだか香ばしい香りがするような…」
エリカ「わぁ、見て!テーブルの上にパンが山盛りだわ!」
エリカ「このパンなんておいしそう!白いのは粉砂糖かしら?」
エリカ「いたただきまーす!」
トウヤ「おいおい、そんなにがっつくなよ。テーブルの上に砂糖が散ってるじゃねぇか」
いや全部喋るじゃん。台詞が説明過多、テンポが悪くて読みづらいです。
これはソシャゲ特有なのか、ゲーム全般こんなものなのか…。少なくとも、YouTubeで見た某有名ソシャゲのストーリー映像もこんな感じでした。もちろんこれが読める/読みやすい人も多いのでしょうが、私には合いませんでした。読んでいてイライラするので、途中からはは余程気になる内容でないと読まなくなりました。

★プレイヤー同士のいざこざ
先ほど「ソシャゲ用のTwitterアカウントで、プレイヤーの人たちと交流するのが楽しい」と書きました。楽しいことの方が多かったのですが…まあ、ネット上で人が集まるといざこざも起きます。強い口調で批判、論破、弾圧する様子がTLに流れてくるのは、会社で自分以外の人が上司にこっぴどく怒られているのを見てこちらまで胃が痛くなるような、居心地の悪さを感じました。
また、そういう環境にいると、私自身も黙っていればいいのに「それは違うと思うなぁ」などと空リプしてしまうことがあり……。「同じ穴の貉」「沈黙は金なり」といったことわざを噛み締める日々でした。

ちなみに、そんな『白夜極光』の民度は、他のゲームと比べると良いほうなんですって。……他のゲームってそんなドロドロなの??
悪いところと言えば、あとは、そうですね、
- 飽きてもキャラへの愛着&惰性でプレイしてしまって辞められない
- 課金させるための新キャラばかりがクローズアップされて、好きな既存キャラの出番が年単位で無くて悲しい
- 運営方針がおかしくなっても受け入れるしかない。既存キャラを粗雑に扱ったり、お問い合わせの回答が変な日本語だったり、あり得ないバグが多発したりして、好きだったゲームを嫌いになっていく変遷をじっくり味わう羽目になる
- スマホの容量を圧迫する。最終的に20GBだったかな?スマホのストレージの3割を『白夜極光』が占める事態になる
くらいでしょうか。
最終的には「やること多すぎてしんどいし、ストーリーは読みづらくて読めないし、運営はダメ。でもキャラクターは好きだし、せっかくここまで育成してきたのに辞めるのも勿体ない……」という状態だったので、サービス終了のお知らせは「これで辞められる!!」とやや喜ばしいくらいでした。
プレイヤーとしてどうなんだ。
ソシャゲと課金
ソシャゲと言えばガチャ、ガチャと言えば課金です。が、私は結局「ガチャに課金はしない」を突き通しました。お金を掛けると際限がないため、最初に決めたことです。
ガチャは無料で貰えるダイヤを貯めて引くこともできます。でもお金を掛けるなら…

このキャラクター10人で3000円です。高いですよね。紫色枠と枠色なしのキャラはレアリティが低く、戦闘面では意味がありません。価値があるのはオレンジ色と黄色の枠のキャラだけ。でも、そのキャラも過去5回入手していたら同じく無意味です。3000円かけて無意味の画像を買う――高い買い物です。
ただ、せっかく遊ぶなら”課金”というものもしてみたい!ということで、ガチャの代わりに別衣装バージョンのキャラを購入するなどしました。家計簿を振り返ったら、3年半で23,000円支払っていました。
どうでしょう、高いでしょうか。すべてはデータで、サービス終了してしまえば手元には残りません。無意味っちゃ無意味。でも、私は3年半かけて楽しんだゲームに支払う金額としては、別に悪くないかなと思います。一時期は本当に楽しかったもんな。新イベントが待ち遠しくて仕方なかった。

……サ終のタイミングで課金額を呟いている人がいて、100万円単位の人もざらにいるようで恐れ戦きました。たしかにいつも新キャラをゲットしていたけれど……ひぇー。
おわりに
なんだかんだと書きましたが、元々「人生に一度くらいはソシャゲをやってみたい」と思って始めたゲームなので、その役目は果たしたと言えましょう。
ソシャゲの雰囲気や人間関係、私はソシャゲにハマるとどうなるのか、といった新しく知ることが多い3年半でした。良い影響になったかと言われると微妙ですが、新しい世界で勉強になったことは多いです。
……でも、もういいかなぁ。楽しいけど疲れるし、私はソシャゲよりもやりたいことが沢山あります。貴重な体験の一つとしてラッピングをして、能書きとしてこのブログをしたためて、記憶の棚に仕舞っておこうと思います。