ちゃんと寄附金税額控除されていました!
住民税決定通知書がきた!
会社員なら毎年6月頃に貰える「住民税決定通知書」。その名の通り「今年納めるべき住民税の金額が決まったよ~」というお知らせです。あのやたら横に細長い用紙(自治体によって違うかも)ですが、住民税が特別徴収(※)の場合は、「ふーん」程度であまり詳しく見ない書類かもしれません。
(※)特別徴収=勤め先が給与天引きで住民税を納税してくれる制度。⇔普通徴収。
しかし、ふるさと納税をしている場合は、その効果が予想通りに出ているか確認できる書類でもあります。
私は2021年に初めてふるさと納税を行いました。その効果が出るのが2022年度の住民税!
ということで、住民税決定通知書を詳しく見てみました。
ブログを書くに当たって、いっそ自分の住民税決定通知書をそのまま載せちゃおうかと思ったのですが、
- さすがに年収をそのまま出すのはどうだろう?
- 市区町村によって微妙にフォーマットが異なるので住所バレるのでは?
と思ったので、大体文字と一部写真でお送りします。頑張れば逆算で年収は出せるけど、それはまあいいや。
住民税決定通知書を見てみる
開いてすぐに目に入ったのが、左下の(摘要)欄。
おお~しっかり「寄附金税額控除額」が書かれています。
2021年のふるさと納税額は合計27,000円でした。2,000円が自己負担分ですので、
27,000円-自己負担2,000円=25,000円
で、25,000円が寄付金税額控除額となるはずでしたので、ぴったりです。
これがもし、
- 40,000円分ふるさと納税したのに32,000円しか寄附金税額控除額になっていない!
- そもそも寄附金税額控除額が掲載されていない!
といったことになると、うまく制度が適用されていない可能性が出てくるわけですね。ただし、
- 確定申告をしたので、所得税からも税額控除される
- (摘要)欄には掲載されず、“税額計算の税額控除額欄”のみに掲載される
といった場合もあります。“税額計算の税額控除額欄”に掲載されていればオッケー。
ただ“税額計算の税額控除額欄”は、寄附金税額控除額以外の税額控除も加算されたあとの金額なので、それだけ見るとちょっとわかりづらいかもしれません。私は寄付金税額控除以外に“調整控除”があるのを失念していて、金額が合わずしばらく悩みました。去年の住民税決定通知書と照らし合わせて、誰でも対象の“調整控除”なるものがあると気付き、それで一致したので…。
ふるさと納税の効果
さて、そんなこんなで、私の2022年度の住民税は137,300円でした。12ヵ月で割ると、一月当たり11,400円です。
まあ月収比で考えると高いよね…とは思います。が、もしふるさと納税をやっていなかったとすると、年間住民税は162,500円、一月当たり13,500円が引かれていた計算になります。
先に27,000円を支払ったことで、住民税が25,000円安くなりました。2,000円分プラスαで支払ってはいますが、その分返礼品が貰えたり、楽天市場から申し込んで楽天ポイントが貰えたりしています。返礼品は、あきたこまち無洗米20㎏(5㎏×4袋)でした。2000円の負担でお米20㎏!
なるほどなるほど、これはお得な制度なわけです。
おわりに:2022年のふるさと納税
2021年に初めて参加したふるさと納税制度。理論上お得なのはわかっていましたが、2022年度の税額計算をしないとイマイチ納得できないなぁと思っていました。
今回実際に計算してみて、なるほどここから25,000円引かれるのね!と腹落ち。いやぁ、やって良かった。
もともと源泉徴収票や住民税決定通知書とにらめっこして税額計算するのが好きなタイプ(入社3年目くらいまでは毎年やってた)なので、純粋に楽しくもありました。
2021年のふるさと納税は27,000円でしたが、実は限度額はもう少し上です。お得さはわかったので、今年はもう少し申し込んでみようかな。お米以外に手を出してみるのもありかな。楽天市場を見回ってみようと思います。