やってみたかった水耕栽培。思った以上に育ってびっくりです。
2021年のやりたいことリストにも挙げた「水耕栽培」。
実家では、母が大根を買ったとき必ずやっていました。育った葉っぱを黒ゴマと一緒にごま油で炒め、醤油で味付けしたふりかけは我が家の定番メニュー。でも、一人暮らしだと大根1本なんて買わないし…。
そんなときスーパーで出会ったのが「豆苗(とうみょう)」です。えんどう豆の若菜である豆苗は、豆から葉が伸びた状態で売られていて、店頭でも「水耕栽培で育ってお得!」なんてポップがあるほど、水耕栽培に適した野菜のよう。
そんなわけで、豆苗で水耕栽培にチャレンジしました。
育成記録
1日目(6/21朝)
前日の夜ご飯に若菜を摘んだ豆苗。脇芽が残るよう、ちょっと高い位置で摘みました。豆と根っこ部分をタッパーに入れて、豆が浸りすぎないように水を入れます。
4日目(6/24朝)
脇芽が目に見えて育ってきました。4日でここまで来るのか。
遠景。
5日目(6/25朝)
昨日の今日でここまで茂りました!育つスピードがだんだん速くなってる気がする。
6日目(6/26昼)=収穫
さらによく茂りました。
背の高さはこれくらい。
1週間も経たずにほぼ元の大きさにまで成長です。再生が速い!
ここらで一旦収穫しました。自宅で水を吸って育ったとは思えない量です。
玉子ともやしと一緒に炒めて、ニラ玉ならぬ豆苗玉にしました。おいしかったです。
…さて、思ったより早く収穫できたので、欲が湧きました。
「もう1回くらい行けるんじゃない?」
…というわけで、2周目にもチャレンジしました。
6日目(6/26昼)のスタートがこれ。
途中経過は撮れなかったのですが、7/7夜(1回目スタートから17日目、2回目スタートから11日目)がこちら。
17日目(7/7夜)=2回目収穫
さすがに1回目よりもまばら、かつ時間が掛かりましたが、しっかり再生してくれました!
これくらい収穫。今回は冷凍野菜と共に白湯スープの鍋に入れて頂きました◎
水耕栽培の注意点
①水は適度に替える
有機物を浸けた水は腐ります。特にこの季節(梅雨~夏)は腐りやすいので、少なくとも2日に1回は水を替えていました。元の水を捨てて、新しい水で濯いで、さらに新しい水を溜めました。
②水は豆に浸らないくらい
根っこは生きているからいいとして、カビるなら豆の外皮だな、と思っていました。できるだけ根っこに水が行き渡るように、でも豆本体は水に浸からないよう気を付けました。
③できれば明るくて風通しのいいところで
写真ではまっすぐ上に向かって伸びていますが、実際は明るい方に向かって伸びます。薄暗いキッチンに置いたまま出勤して帰ってくると、窓のある方向にぐぐっと伸びているのが面白かったです。できるだけ窓の近くに置いて、昼間は明るく&帰宅後は窓を開けて風通しがよくなるようにしました。
④それでもカビる時はカビる。不安なら1回目のみ、むしろ冬季がベター
1回目を収穫し2回目に移る際、現時点でヤバそうな豆は取り除いておこうと確認しました。すると外皮がしおしおになっている豆や触るとぬるっとしている豆、白っぽいふわふわが付いた豆…。明らかにカビた豆が複数あって「おおう…」となりました。
もっといい育て方があったのか、季節柄か…。どうしてもカビを目にするのが嫌な場合は、1回目が終わったら潔く処分するか、水の傷みにくい冬にやる方がいいなと思いました。
おわりに
1度食べ切った野菜の残りから、2回も収穫できるなんてお得で楽しい。でもそれ以上に、日に日に育っていく豆苗を見守るのが楽しい水耕栽培でした!
これから更に気温が上がることを考えると、すぐに再チャレンジは気おくれしますが…。涼しくなってきたら是非またやりたいです。
「2021年やりたいこと100リスト」の「80.水耕栽培にチャレンジ」をクリアです!(【上半期振り返り】2021年やりたいこと100リスト - とうつきの備忘録)