台所のレンジフードを掃除しました。重曹に漬けてみましたが…反省点多々。次回はちゃんとお湯でやろう。
半年間掃除しなかったレンジフード
前回の記事では、初めて洗濯機の掃除をした話を書きました(オキシクリーンで洗濯槽掃除 - とうつきの備忘録)
入居から半年。昨年末は大掃除をパスしたので、”引っ越してから初めて掃除する場所”はまだまだあります。
今回はその一つ、”台所のレンジフードフィルター”を掃除した話です。
汚れ防止のため不織布フィルターすら付けていなかった、油汚れとホコリのレンジフード掃除の実践と反省点。
掃除方法の下調べ
レンジフードフィルターの汚れは油汚れ。油汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤で掃除するのがいいそうです。
アルカリ性と言えば「重曹」だそうで、検索結果にはぱっと見でも
- 重曹を溶かした重曹水を作ってスプレーしたり
- 重曹を振り掛けてラップしたり
- 重曹を溶かしたお湯に漬けたり
と様々な方法がありました。
「ともかく重曹を使えばいいのね!」とあまり読み込まず
- 重曹を混ぜた水に漬け置き→汚れが浮いてきたら洗う→乾かす
方法でやってみることにしました。
重曹漬けの実践と結果
実際にやったのは以下の手順です。
- レンジフードフィルターを外す
- シンクにぬるま湯を溜めて、レンジフードフィルターを入れる
- 重曹をだばだば入れて軽く混ぜ、溶かす
- 1時間くらい置く
- いらなくなった台所用スポンジで洗う
- ベランダで乾かす
写真は重曹水に漬けている最中。コンロの五徳も一緒に漬けました。
ビニール袋が見えますが、これは最初ごみ袋内で漬け置きをしようとした名残です。結局フィルターの角が尖っているのですぐに穴が開いて(そりゃそうだ)、水漏れしたので、シンクで漬け置きに変えました。
重曹漬けの結果、ギトギトな油とホコリがやわらかくなっていて、スポンジでぎゅっと拭うと汚れが落ちる!すごい!と思いました。…最初は。
落ちるは落ちるのですが、完全に落ちるかと言うと微妙です。ギトギトではないにせよ、油のぺたぺたした感じが残ります。台所用洗剤を付けて再度洗うも…うーん。
すっきり落ちた、という印象はありませんでした。
しかし、終わった後に改めて掃除のやり方を調べると、「もっと○○すべきだった」という点がいくつもありました。
重曹漬けの反省点
1.お湯に浸けるべきだった
今回使用したのはぬるま湯。それもほぼ水レベルのぬるさでした。
掃除後のネット検索で見つけたのが以下の文章。
シンクに蓋をして45L袋を開いたものを敷いてからお湯を入れます。油は水では固まってしまうので今回は45℃のぬるま湯を入れました。
それだー!油は冷たいと固まる!!
ほぼ水のぬるさだったので、油落ちが悪かったんじゃないでしょうか。
いつもお皿を洗う時も、油がべったりのお皿やタッパーにはお湯を掛けてから洗うのに…なぜその感覚を思い出せなかったのでしょう。
2.漬ける時間はもっと短時間で良かった
重曹水に漬けたまま1時間以上も置いていましたが、改めて調べると、置き時間はもっと短いパターンが多かったです。10~20分。
もし1.のお湯の温度が関係している場合、あまり長時間置くとお湯が冷えて再度油が固まってしまう可能性もあります。温かいうちに対応した方が良さそうです。
3.ゴム手袋を付けた方がいい
「汚れが落ちづらい」とは関係ありませんが、安全上ゴム手袋を付けて作業した方が良かったな、と思いました。
フィルターは角が尖っていて怪我の恐れがありますし、重曹や洗剤は肌荒れのもと。ベタベタ汚れは手に着くとなかなか落ちません。
今回は洗いの工程から薄手のビニール手袋を付けて作業しましたが、もっと早い段階で、かつしっかりとした手袋を付けるべきだったと思います。
おわりに
ノリで挑んだら反省点も多かったレンジフードのフィルター掃除でした。
それでも、ずっとベタベタだったフィルターはそれなりに綺麗に。ふと上を見上げては「ああ…フィルターの油汚れが…掃除しなきゃ…」と思い悩む必要はなくなりました!
今度掃除するときは、温かめのお湯を溜めて、よりしっかりと汚れを落としたいと思います。
次回の記事では、掃除したフィルターに念願の”不織布フィルター”を取り付けた話を書きます。100均も種類豊富。