ジャムを作ろうとしたのに、煮りんごになりました。失敗2回目、おそらく砂糖が足りなかった。
またもやジャムにならなかった
先週、「ジャムを作ろうとしたら煮詰め過ぎてカラメルになった!」という記事を書きました。
カラメルの消費も進んだので、「今回はちゃんとジャムにするぞ!」と意気込んだ2度目の挑戦。
レシピは前回と同じくこちら。
りんご(中)…1個(正味200g)
砂糖…70g
レモン汁…小さじ1
サイコロ状に切って、砂糖をまぶしてしばらく置き、弱~中火でコトコト。前回20分でカラメル化したので、15分過ぎに火を止めました。
そうしたら…
全然固まらない。
ほぼりんごの果肉ですし、底に溜まっているのはサラサラのシロップ。
おいしそうはおいしそうです。でもジャムではない。
なんとかできないか悩みましたが、更に加熱してまたカラメル化しても嫌だったので諦めました。
どうしてジャムが固まらないのか?
ネットで調べてみたところ、りんごジャムが固まらない原因として考えられるのはざっくりいうと①砂糖が足りない②酸が足りない③ペクチンが足りない、のどれかだそうです。
まず、②酸はレモン汁を使っているから大丈夫だと思います。むしろ他にレモン汁を使うアテがないので、小さじ2杯ほど入れましたし。
次に、③ペクチンは…りんごはペクチンが多いらしいので大丈夫そうな気がしますが…どうでしょう。ちょっとわかりません。
で、最後に、①砂糖が足りない。別のレシピを見ると…
りんご 3個(皮と芯を除いて600g)
グラニュ糖 240g(りんごの40%)
レモン果汁 大さじ2
水 1/4カップ
ついでに小学生向けの理科?家庭科?のサイト
糖は、果物にも含まれていますが、それでは全然足りないので、果物の重さの40%程度の砂糖を加えましょう。
りんごの重さの40%…?
私が参考にしたレシピだと、「砂糖70g÷りんご200g=35%」…あれ足りてない?
そもそもうちには秤がないので、使ったりんごが200gかも微妙です。
りんごはレシピ通りの200gでもダメ、もし大きなりんごで250gくらいあったらもっとダメ…。
そしてレシピ記事の写真をよく見ると、ジャムのドロッと感がないような…。
あ、これは砂糖が足りてないんですね。
お菓子作りは計量が大切
学生時代、お菓子作りが今よりもっと好きだったころ、「お菓子作りは計量が大切」との言葉を何度も見ました。
料理経験がほぼゼロだった当時は疑問でした。「ご飯作りもそう変わらんだろう」と。しかし、いま自分で料理をしていると大変身に沁みます。
だって、目の前の豚こまが100gか200gかわからなくても炒め物は作れますが、目の前の薄力粉の重さがわからなかったら何も作れませんものね。
オーブンも泡立て器もない1Kでは焼き菓子なんて作ることもなく、秤は必要ありませんでした。でも、ジャムと言えど、お菓子を作るなら、秤は必要なんですね…!
おわりに
出来上がった煮りんごですが、これはこれでおいしかったです。
クラッカーにのせてもぐもぐ。
途中思い付いて煮りんご+とろけるチーズでレンチンしたら、あまじょっぱくてめちゃうまでした。
ただ煮りんごは砂糖が少なくても十分おいしいので、ここまで砂糖漬けにする必要はなかった気もします。
ここまで来たらちゃんとしたジャムを作りたい。今後キッチンスケールを手に入れたら再挑戦したいと思います。3度目の正直、なるか。