今でも何人かと手紙のやりとりをしています。貰った手紙がいっぱいになったので、一部処分しました。
EメールやSNSが発達した昨今ですが、私は未だに手紙のやりとりをしている人が何人かいます。便箋や封筒を選び近況を綴るのも、帰宅してポストに可愛い葉書や封筒が届いているのも好き。誕生日にカードなんか届くと幸せな気持ちになります。
ただし、届いた手紙を整理せずに溜め続けるととんでもない量になります。そのため、一定の量を超えないように管理しています。
貰った手紙は靴箱に収納
その「一定の量」ですが、私は「靴箱1箱分」としています。今は登山靴を購入したときの靴箱に仕舞っています。本当はもう少し小さくてもいいのですが…わざわざ丁度良いサイズの箱を買うのもどうかと思うので、貰った箱を利用中。
で、その箱の中身ですが、まだスペースに余裕はあるものの…
ぐっちゃあ。もともと差出人別に括っていたのですが、直近のものはただ上に乗せるだけでごちゃごちゃしています。整理整頓と合わせて、いくらか処分することに。
自分の出した手紙を捨てないでほしいか?
手紙の処分は難しいです。プレゼントと同じで、人から貰ったものなので。でもそんな時はこう考えます。
「私は自分が送った手紙を後生大事に保管してほしい?」
答えはいつも「捨ててほしい!」です。
だって恥ずかしくないですか。例えば文通相手に「10年前に貰った手紙取ってあるよ~」なんて言われたら。5年、10年前の自分がどんなことを書いたかなんて覚えていませんし、何か変なこと書いてないよな!?と不安になります。昔の日記を相手が持っているようなものです。
相手も同じじゃないかと思うんです。何年も前の手紙を取っておいたり、何度も読み返したりされたいか…いや、されたくないだろうな、と思います。
読んだ瞬間に役目は果たしている
そして、こうも思います。手紙の役目は「紙面に書かれた内容を相手に伝えること」。それは受け取った時点で完了しています。葉書ならひっくり返して、封書なら封筒を開けて、目を通した時点で手紙の役割は終えているのです。
手紙好きな人にとっては、便箋やポストカードの絵柄や、手紙が届いたという事実によって「相手に喜んでもらうこと」も、手紙の役目の一つかと思います。その「相手に喜び、楽しんでもらうこと」も、受け取り読んで貰った段階で一通りの役目を終えていると思います。
使ってもらうことを前提とするプレゼントとは異なり、手紙は「受け取ったものを暮らしのなかで使う」ことは基本的にありません。クリスマスカードなんかは、受け取ったあと飾ることも役目かもしれませんが、それもクリスマスが終わったら役目終了。本来、手紙は貰ってすぐにでも処分しても良いものなんだと思います。…気持ちとして、すぐに捨てることはできないんですけどね。
読み返して楽しいもの、直近のものは保管
とは言え、読み返して楽しい気持ちになるもの、今でも励まされるもの、綺麗なカードなどは取っておくことにしています。相手は捨ててほしいかもしれませんが、それは送ってもらった人の特権ということで。
また、直近1~2年くらいのものは取ってあります。やはり返事を書くとき、実際に会って話すときに、近況を把握しておきたいと思うので。
今回捨てた手紙
そんな風に選び、今回処分することにした手紙がこちら。
2年以上前の、近況報告などもう読み返さないだろうもの。重ねると厚さ4cmくらいになりました。そして捨てたあとの箱がこちら。
バラけていたものもまとめたので、結構すっきりしました。
おわりに:手紙も適度な量で管理を
人から貰った手紙は、色々考え出すと捨てづらいものかもしれません。しかし、何でもかんでも取っておけばいいか?と考えると、それも違うはず。
人によって「残したい基準」や「適度な量」は異なるでしょうから、一概には言えませんが、「自分にとって管理できる量」を保って行きたいと思います。
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