事務職OL月1高尾山歩き。今回は3号路登りのコース紹介です。ゆるやかな森の中を進む3号路。写真は2019年6月に撮影しました。
3号路とは
登りの場合、薬王院の山門である浄心門の左側から入るコースです。
高尾山にはたくさんの登山道がありますが、麓の高尾山口駅から山頂まで通しで登れるのは1号路、6号路、稲荷山コースのみです。
今回紹介する3号路は、上の略図でいうとオレンジ色、浄心門~山頂直前までのコースです。
そのため、まずは何らかの方法で浄心門まで登ってくることが必要です。一番王道なのは1号路(黄緑)を麓から浄心門まで歩くか、ケーブルカーやリフトを使った後浄心門まで歩く方法だと思います。
また、山頂へ行くためには山頂直前で5号路(こげ茶)へ合流し、その後1号路(黄緑)を経由します。
今回は浄心門をスタート地点、5号路と1号路を経由して辿り着く山頂をゴールとして、コースを紹介していきます。
3号路を歩いてみた
こちらがスタート地点の浄心門です。
ここまでは上記の通り、高尾山口駅前から1号路を歩いてくる、ケーブルカーやリフトを使用した後1号路を歩いてくるなどして下さい。
この浄心門のすぐ左側に、3号路の入口があります。近付くとこんな看板もあるのでわかりやすいと思います。
「足下注意!!この先は登山者向けのコースです」の貼り紙もありました。3号路は整備されているとはいえ登山道です。舗装路の1号路とは異なるので、間違って軽装のまま入らないようにという注意書きなんでしょうね。
頂上へ向かうコースですが、一旦階段で少し下ります。すぐに分かれ道となるのですが、標識通り、右に曲がって3号路方向へ進みます。
それからしばらくはこんな感じの平らな道。ずーっとなだらかな道を行き、最後にぐっと急になって標高を稼ぐのがこのルートです。
ずーっとなだらかなんですが、写真の通り自分の左側はずーっと崖です。整備された道とはいえ登山道。気を付けて進みます。
最後の方はこんな階段もたくさん。
この標識に辿り着いたら、写真中央の上り坂を登っていきます。写真上では見切れていますが右側には下り坂があります。これは薬王院の大本坊わきから伸びる「富士道」です。
しばらくするとこんな標識に出会います。ここまでが3号路です!ここからは標識の「5号路(山頂方面)」へ進んで、5号路に合流します。ちなみに6号路もここで5号路に合流です。
5号路を進むと山頂近くの大きなトイレに突き当たります。ここで1号路に合流。
山頂に到着です!お疲れさまでした。
3号路まとめ
1.森の中を進む
雨の日に撮影したので全体的に薄暗くどんよりとしたルートに見えますが、2019年4月に登った時は「明るい森の中」という印象を抱きました。ずっと葉が生い茂った森の中を歩きますし、見晴らしはないのですが、結構日が差す場所もあります。
小さな谷を渡るための木道が何ヵ所かあったり、最後の上り以外はアップダウンも少なかったり、森の中のハイキングを楽しめるコースです。
2.人が少なめ
1号路の途中から入れるコースで利便性は高いのに、人は少なめの印象です。いつ行っても「人が多い!」とは思いません。静かに山歩きを楽しめるコースです。
同じように1号路の途中から入れるコースには4号路があります(4号路は浄心門の右脇から入る)。もしかして、みんな4号路に行ってしまうのかな…?吊り橋という観光名所もありますし、1号路の途中から手軽にハイキングを楽しみたい人はそちらへ行ってしまうのかな…?もっと本格的に登りたい人は1号路や稲荷山に行くでしょうし…。静かに楽しみたい人は3号路、穴場だと思います。
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3.花がたくさん
道脇の花を探すのが楽しいルートです。
それから、2019年4月に行った時のもの
足元に目を凝らすと楽しい4月、6月の3号路でした。その後2019年12月に利用した際は、さすがに花は少なかったですが…春~秋は綺麗です!
おわりに
今回は3号路の登りについてまとめました。
3号路の入口、浄心門までは「1号路(黄緑)を麓から浄心門まで歩くか、ケーブルカーやリフトを使った後浄心門まで歩く方法」が一番王道だと書きました。ですが、それ以外にも金比羅台コースや蛇滝コース、びわ滝コースなど、様々な方法で浄心門へ行くことが可能です。ぜひ山地図片手に様々なコースを組み合わせて利用してみて欲しいです。
3号路は静かにハイキングを楽しめるので、おすすめコースです。1号路だけじゃ物足りない時には、ぜひ服装・装備を整えて行ってみてください。
更新履歴:
2020.1.4 コース紹介記事としてイラスト追加、加筆修正