事務職OLの高尾山コース紹介。初回2019年6月は、国道20号線からから入る、金比羅台コースの登りです。金比羅歩道を進み、1号路へと抜けて行きます。
金比羅台コースとは
高尾駅と高尾山口駅のちょうど中間あたり、国道20号線(甲州街道)から入って登り始めます。途中で1号路と合流するため、「金比羅台コース」自体は30分程度の道のりです。
1号路に合流する直前に「金比羅台」という展望台に出ます。眺望がよく、天気が良ければ新宿のビル群やスカイツリーを見ることもできます。
高尾山には多くの登山道がありますが、この金比羅台コースはかなりマイナー。利用する人も少ないようです。
そのため、ネットで調べると「どこからどこまでを金比羅台コースと呼ぶか」が人によって異なるみたいなんですよね…。私は、冒頭に書いた「国道20号線から入り、金比羅台展望台を経て1号路に合流するまで」を「金比羅台コース」と呼ぶこととします。
金比羅台コースを歩く
国道20号線からの入口は、JR中央線・京王線の高尾駅と、京王線の高尾山口駅のちょうど中間地点。そのため、どちらからスタートしても構いません。
今回は高尾駅からスタートしました。北口を出てまっすぐ進むと、すぐ国道20号線に行き当たります。そこで左へ曲がって甲州街道沿いを歩きます。
※なお、国道20号線まで行かず、高尾駅を出てすぐに左へ曲がるともっと細い道を通って辿り着けるようです。民家の脇や川沿いを歩くらしく趣がありますが、今回はわかりやすさ重視で国道沿いを行きました。
しばらく歩くと「落合」という信号に着きます。高尾駅から歩いてきた場合、ここで右へ。
民家に挟まれたこの道を進んでいきます。
しばらく行くとこのような看板が。ここから登山道ですね。
最初の方はけっこう急登です。この時は小雨が降っていましたがまだそこまでぬかるんでいなかったです。
道は狭めです。元々道が狭めなところに、左右から植物が迫ってきているのでなお狭く感じます。笹なんかもあって腕を切りやすそうなので、夏でも長袖の方がいいかも。
高尾山で良く見かける標識があったらもう少し。
25分くらいで金比羅台(展望台)に到着しました。
この日はあいにくの天気…小雨降る曇天だとこんな景色ですが、
晴れるとこんな景色に!冬は空気が澄んでいるので眺めもいいです。
金比羅台の名前の由来であるお社、金比羅社もあります。
金比羅社の前を通り山頂方面に進むと、すぐ1号路に合流します。
金比羅台ルートまとめ
1.高尾駅からも行ける
多くの登山コースが高尾山口駅を出発点とするのに対し、金比羅台コースは高尾駅からも歩き始められます。特に中央線利用者は、高尾駅で京王線に乗り換えて高尾山口駅から登り始めるより、高尾駅を始点として歩きたい!と思うこともあるのではないでしょうか。高尾駅からもアクセスできるのは、このコースの最大の利点だと思います。
2.マイナー!なコース
とんでもなくマイナーなコースだと思います。歩いていてすれ違うのは、多くて5人~少ないと1人。しかも女性とすれ違ったことないかも。知る人ぞ知るコースなのかもしれません。
静かに山歩きを楽しめる反面、足を滑らせて怪我をしてもしばらく誰にも助けてもらえないな~なんて感じて、最初は不安でした。
3.道が狭めで迫る植物、長袖着用を
全体的に道が狭めで、すれ違いが難しめな道もあります。それに加えて笹などの植物が両側から迫っているので、圧迫感はあるかも。
訪れたのは初夏ですが、植物に擦れる&藪のせいか結構虫がいるので、肌を守るために夏でも長袖着用がいいと感じました。
4.路肩は崩れやすいかも?
狭い土の道で急登な箇所もあり、道が崩れやすそうだなと思いました。実際に2019年8月の大雨後は上から土が崩れてきている?ような箇所がありましたし、2019年10月の台風19号通過後は道崩れのためしばらく通行不可となりました。
事前にコースの状況を調べるとともに、通行不可となっていなくても悪天候の直後は避けるなど、個人での対策が必要だと思いました。
おわりに
今回は金比羅台コースについてまとめてみました。主要なコースではないため、高尾山で配布される観光地図には詳しく書かれていないコースです。
初めて利用した際は、山地図と個人ブログ様の説明を片手にドキドキしながら登りましたが、整備されつつも自然沢山の裏山という印象で楽しかったです。木の陰りもあるので、真夏も6号路同様に涼しいかもしれません。虫は居ますが…。
興味を持たれた方は、ぜひ山地図や他ブログ様も参考にしながら登ってみてください(当ブログの簡易地図だけを頼りに登るのはお避け下さいね)
関連記事:同ルート下り
更新履歴:
2019.9.30 アイキャッチ画像を変更(金比羅神社へ)
2020.1.3 コース紹介記事として本文を全面加筆修正