ゆるくなったウエストを手縫いで詰めたボトムス。このたび太ってキツくなってきたのでたので解いてみました。生地を切らずに詰めたウエストを、解いて元通りにする話。
布地を切らずに詰めたウエスト
昨年の夏、生地を切らずにウエストを詰める方法についてまとめました。当時体調不良と夏バテで痩せてたんですね…。さて、そこから約10ヶ月。見事?5㎏ほどリバウンドしてウエストが元通りになりました(笑)。せっかく生地を切らずに詰めたスカートやパンツ。これを機会に解いてみたいと思います。
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糸を解いたもの
1.スカート
こちらが前回詰めたスカートです。腰の後ろ辺りを1㎝摘まんで縫い留めています(図は前回より)。
前回縫った糸を切って…。
糸を除いた状態。
もっと縫い目が目立ってしまうかもしれないと思っていましたが、もともとゴムが入っていてシワが寄っている部分なので、全然目立ちませんね。布地を切っていないので、糸を解いて取るだけで、元のウエストサイズで履くことができます。
2.パンツ
これは前回載せたものではなく、その後詰めた別のパンツです。でもやり方は同じです。ウエスト横の部分を重ねて波縫いしています(図はやはり前回より)。
これも縫った糸を切って…。
糸を除いた状態。
これはちょっと折り目がついてしまいましたね。
↑一回洗濯&アイロンを掛けてもこんな感じなので、ものによってはシワが残ってしまうと思います。
ただここはベルトを通すところで、実際に履くときは隠れてしまうので私としてはOK。こちらも布地を切ったわけではないので、解いたらそのまま着られます。
余談:糸を切る道具
今回写真で糸を切っている道具ですが、「リッパー」という手芸道具です。すでに縫われているボタンを外したり、こういった縫い目を切って解く時に使用します。
この銀色の部分の内側が刃になっているので、長い方を糸の下に差し込んで、押すようにして切ります。しっかり縫いつけた糸はハサミなんかだと切りにくいのですが…長い方は尖っているので布地と布地の細い隙間にも入っていけるので便利です。
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もしこういった道具がないようなら、普通の手芸用糸切りハサミよりは、美容用眉切りハサミなどの方が、細かい作業には向いていると思います。間違えて布地まで切ってしまわないように気を付けてください。
まとめ
今回実際に解いてみて、「折り目が残るものもあるが、解けばすぐにもとのウエストサイズで着ることが可能」ということがわかりました。布地を切らずに詰めて良かったな、と自画自賛しています。
なお、それぞれ左右2ヶ所詰めていましたが、スカートは2ヶ所とも、パンツは1ヶ所だけほどきました。細かい調整が可能なのも◎
昔まとめたウエストを詰める記事は、どうもこのブログで一番見て頂いている記事のようです。これだけたくさんの方がウエストを詰める方法を探して訪れて下さっているなら、せっかくなので後日談も載せよう!と書いてみました。
「ウエストを詰めてしばらく経ったら布地はどうなるんだろう?」「折り目はどれくらい付くのだろう?」と気になっている方の参考になれば幸いです。