愛用しているユニクロの「ウルトラライトダウン」。クリーニングに出すと高いので、去年は自宅で手洗いしました。上手くいったので今年も手洗いに再挑戦、その方法をまとめました。
ダウンをクリーニングに出す理由
コートを洗うとなれば、基本的にはクリーニングです。ただし、ダウンコートのクリーニング代は非常に高額。
コート自体が高額ならそれでもいいのですが、私が洗いたいのはユニクロのウルトラライトダウン。クリーニングに3回出したら本体価格に追い付きそうです。
そもそも、なぜダウンはクリーニングに出す必要があるのでしょうか。ネットで調べてみると、ダウンを自宅で洗いにくい理由は大きく分けて二つありました。
①しぼんでしまう
ダウンは中に入っている羽毛のふわっと感でふっくらしています。この羽毛が、洗剤によって油分が取れたり、中でダマになったりすることにより、ダウン自体がぺしゃりとしぼんでしまう危険性があるようでした。
②生地が裂けてしまう
ダウンは羽毛を外の生地で包んでいます。洗濯機に入れてどこかに引っ掛かるなどすると、生地が裂けて羽毛が飛び散ってしまう可能性もあるようでした。
①②から、他の衣類を洗濯するときには気にかけない「膨らます」という作業と、一度やってしまったら修復が困難な「生地が裂けないよう」気を付けることが重要。このため、ダウンは自宅で洗濯するよりも、クリーニングに出されるのかなと思いました。
ダウンを自宅で洗うには?
ただしダウン、特にウルトラライトダウンを自宅で洗濯することは可能で、ネット上では結構多くの方がやっているようでした。
昨年手洗いを実践したときに、特に参考にさせて頂いたサイトはこちらです。
↑宅配クリーニングをなさっている方がまとめています。注意点がわかりやすくまとまっていておすすめです◎
↑手洗いではなく洗濯機、かつ普通の洗剤で洗っています。流れと文章がおもしろく、読み物としても楽しいです♪
また、実はユニクロのサイトでも手洗いの方法を説明しているんです!手洗いは公式公認なんでしょうか。ネット上では”洗濯機で洗える!”とありますが、ユニクロ公式としては「洗濯表示通り洗濯機の使用は不可」という考えなんですね。
さて、これらのサイトから、先ほどのダウンを洗いにくい問題点については、
- しぼんでしまう → 中性洗剤を使用する、干す前によく叩いて羽毛がダマになるのを防止、(ユニクロは推奨していないが)乾燥機に短時間掛けるとふわふわにできる!
- 生地が裂けでしまう → 洗う時にはファスナー等をしっかり閉める、乾燥機に入れる場合は洗濯ネットに入れるなどで生地が裂けづらくなる!
ことがわかりました。これらに気を付ければ、自宅でも洗濯できそうです。
今回洗いたいダウン
自宅で洗いたいダウンはこちらです。
2017年12月に購入したネイビーのウルトラライトダウン。今シーズンは昨年11月頃から着ています。高尾山などへのハイキング、ガーデニング、もちろん真冬は街中でも着ていました。全体的にも汚れていそうですが、今回は特に襟首の汚れが気になります。
写真で見えますでしょうか。首周りだけ変に黒いんです…。本当は1~2月頃に一度洗いたかったのですが、なかなかやる気が出ず、3月になってしまいました。
ガーデニングやハイキングでまた着るかもしれませんが、とても気になるので一旦洗うことにしました。
自宅で手洗い~実践編~
①予洗い
まずは汚れの気になる部分を先に洗います。今回は襟首周りですね。
本当は本洗いで使用した中性洗剤がいいのでしょうが…。汚れが頑固そうだったので、家にあった襟汚れ専用の洗剤で10分付け置きし、その後がしがし洗ってみました。
②本洗いとすすぎ
次に本洗いです。洗面台に水を張ります。これは洗面器やキッチンのシンクでも構いません。尖っていてダウンの生地を裂いてしまいそうな箇所が無いかだけ要注意です。
そして中性洗剤を規定量入れます。今回は普段から使用しているエマールを使いました。
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自宅で手洗いするセーター、スカート、ジャケット、マフラー等は何でもこれで洗っています。ふわっと仕上がるのと、キツすぎない優しい匂いがお気に入りです。我が家のエマールの裏面を見ると液性は「中性」、用途は「毛、絹、綿、麻、合成繊維用」とのこと。
(余談:うちのエマールの容器は旧世代でした。詰め替え詰め替えで使っているので容器が古いんですね)
さて、いよいよダウンを投入します。ファスナーなどを閉めた状態で、水の上へ。
最初はご覧の通り浮きます。さすが羽毛です。沈めるように、空気を抜くように、ぐっぐっと押しこんでいくと…。
次第に沈んでぺしゃんこになります。この状態から手洗いし、水と洗剤が十分なじんだかな、と思ったら水を変えながらすすぎに入ります。
すすぎは3~4回水を変えて行い、絞った時に洗剤が出なくなってきたら完了です。
しっかり絞ったら、ウィンドウブレーカーのようにぺしゃんこになりました。
③洗濯機で脱水
手でぎゅっと絞るだけでも良いかと思いますが、早くしっかり乾かしたいので、洗濯機でさっと脱水しました。
脱水するときはまず、ファスナー各種をしっかり閉めます。これが開いていると、洗濯機の中で回っているときに自分の生地を裂いてしまうかもしれないので…。
次に洗濯ネットに入れて洗濯機のなかへ。一番短い3分脱水にしました。
できるだけぴったりサイズの洗濯ネットがいいと思います。ダウンがネットのなかで暴れないので、より生地が裂けにくくなると思います。今回は水に沈める前のダウンを基準に選んでしまったので、水を吸ってぺしゃんこになったダウンを入れるとすかすかですね。
④叩いてから天日干し
これが洗った直後のダウンです。本当ウィンドウブレーカーみたいな薄さですよね。
羽毛がダマにならないよう、
- シャツの皺を伸ばすときのように振りさばく
- ハンガーに掛けた状態で生地を叩く
といった作業を行いました。どれくらいやったらいいかわからなかったので、結構しっかりやりました。5分くらい?でもそんなにやらなくていいと思います。身頃だけでなく、腕や首周りもしっかり叩きました。
その後半日ほど太陽の下で干したダウンはこんな感じ。
しっかり叩いたためか特に薄っぺらくなったという印象は受けませんでした。ちゃんとダウンって感じです。良かった!ただせっかくなのでよりふっくらさせるため、乾燥機にかけてみたいと思います。
⑤洗濯機で乾燥
乾燥機に入れる時も、脱水する時と同様に
- ファスナー各種をしっかり閉める
- 洗濯ネットに入れる
事が大切だと思います。後は一番短いコース(うちの洗濯機では30分)で回します。
乾燥が終わったダウン入り洗濯ネットはこんな感じ。
入れた時より心なしかふっくらしています。もちもち。クッションみたいでテンションあがりました。
仕上がり
手洗いを終えたダウンがこちらです。
ちゃんとふわふわしています!生地も裂けていません!
一番洗いたかった襟首周りの汚れも落ちました。襟汚れ用の洗剤でがしがし洗いましたが、特に首周りだけぺしゃんこになっているということもありません。無事洗えたということでしょう。
おわりに
ということで、ユニクロのウルトラライトダウンは意外と簡単に自宅で洗うことができました。もちろん普通のニットなどよりは手間が掛かりますが、「ダウンを洗う」という言葉から感じる大変そう・面倒そうなイメージよりははるかに楽ちんだと思います。
手頃な値段で手に入れたウルトラライトダウン、自分で洗えるとお得感がより一層高まります。よかったらチャレンジしてみてください。