部屋に花を飾りたい。でも面倒なのは嫌だから簡単に、かつ安価に飾りたい。そんな私が花を購入する場所や飾りかたなどをまとめました。
入手方法
買うなら
1.花屋さん
まずは普通に花屋さんで買う場合。贈り物の花束は高価な印象ですが、1~2本購入する場合は結構安価に購入できます。
1本では寂しいと思うかもしれませんが、一輪挿しも十分可愛いですし、場が華やぎます。ミニバラやスプレー菊、マトリカリアなど茎がたくさん分岐しているものなら、1本でもふわっと飾れます。
どの花を選べばいいかわからないときは、ミニブーケ500円なんて商品もあることがあるので、それを購入してもいいかもしれません。
注意点は、あんまり都心では買わないこと。先日新宿駅前の花屋さんを覗いたら、1本1本の値段が高くて驚きました。これが都心価格…。満員電車で押し潰されても困りますし、家の近くで買った方が無難です。
2.スーパー
スーパーの入口やレジ横で売っている花束。実はこれもかなり良いです。
簡素なビニールにくるまれて、茎は長いまま、かつ仏花と隣り合わせで売られているので、ぱっと見は可愛く見えないのですが…。
- バラやスイートピーなど綺麗な花もたくさん
- 茎を20cmくらいに切り揃えると可愛い&ボリュームが出る
- なのに安い!!
といいことずくめです。
「花屋と違って花持ちが悪い(=すぐ枯れちゃう)」という意見も見たことがありますか、私が買ったものたちは、長く咲いてくれるように思います。
長持ちする花を選ぶために気を付けているのは
- あきらかにくたっとしているものは買わない
- めちゃくちゃ陽に当たって陳列されているものは買わない
- 見切り品(半額になっているようなやつ)は買わない
といったことです。こういったものは持たないな~と思います。同じ見切り品でも、お総菜はすぐ食べてしまうのでいいですが、花はしばらく咲いてほしいので購入時に傷んでいるものは△。新しくてしゃんとしているものを買うようにしています。
私も昔はスーパーの花束に偏見があったのですが、安く花を飾ることをネット検索していた時に見つけた↓のブログを読んで考えが変わりました。
こちら→500円で!花のある暮らし スーパーで買える花をおしゃれに
「ワンコインフラワー研究家*のん」さんが書いているブログです。ワンコイン=500円で素敵に花を飾ることを紹介しています。残念ながら2016年以降更新がありませんが、今でも過去記事を読むととても面白いです!ブログタイトルの通りスーパーの花束がたくさん登場しますし、手軽にかわいく飾る方法をたくさん紹介されています。「花のある暮らし」に敷居の高さを感じていた私に、「そっか、もっと気楽に楽しんでいいんだ!」と気づかせてくれたブログです(*^^*)
番外編*青山フラワーマーケット。
お金を出せるなら、青山フラワーマーケットという花屋さんはおすすめです。
公式サイト→青山フラワーマーケット|全国の店舗情報 | 花・花束・フラワーギフトの青山フラワーマーケット|通販サイト
このお店のいいところは、
①ミニブーケがおしゃれ。まず売っているお花がどれもおしゃれなのですが、ミニブーケもちゃんとおしゃれです。メインの花、サブの花、グリーン(葉っぱとかのことです)とがそれぞれ入っていて素敵です。別に買ったらいいお値段になってしまうので、ミニブーケってお得だなぁと思います。例えばこれ。
たしか540円のミニブーケだったと思います。サーモンピンクのラナンキュラスに、手前のピンクの花(名前失念)とその他グリーンたち。綺麗にまとまっていて540円はお得だな~と思いました。
②グリーンがもつ。①でミニブーケにグリーンが入っている、と書きましたが、このグリーンがまた持つんです。例えばこれ。
この状態で購入しました。1週間くらいで黄色のラナンキュラスは枯れてしまったのですが、グリーンたちはまだまだ元気でした。そこで、メインの花だけ変えてみました。
黄緑のカーネーションは、別の花屋で1本だけ買ったものです。毎週ブーケ買うより安上がり!ちなみにこの木みたいな濃い葉っぱのやつはまだあります(購入時期:1月6日なのに…笑)。
買う以外にも
お庭があるなら庭で育てた花を飾るのもおすすめです。切って飾るなら、花がたくさん咲くものがおすすめです。
育てていなくても、雑草も意外とかわいかったりします。特にこれから、春は可愛い花の咲く雑草がたくさんあるので、よく見てみると楽しいかもしれません。
育てているビオラ飾った話。→
飾りかた
うつわ
本格的な花瓶がなくても、コップ1つあれば花は飾れます。
もしキッチンに不要なコップがあるなら、捨てずに花瓶用にするのがおすすめです。100均で買ってもいいと思います。
いま使っているのはこれらです。
左から
- コップ…キッチンを片付けていて、埃をかぶっていたのを母からもらいました。
- カップ…モロゾフのプリンカップ。背丈の低い花をこんもり飾るのに使います。量がないとばらっして不格好なので、花がたくさんあるときに。
- 美容液の空き瓶…雑草や背丈が低く茎の細い花を飾るときに使います。ビオラをひとつだけ、とか。
見事に「元々の用途が花瓶」がひとつもありませんよね!こういった身近にあるものを花瓶として使っていいと思います。
この中でどれかひとつだけ残すなら、一番左のコップです。
- シンプルなのでなんでも合う→どんな花も長さ20cmくらいに切ってこれに活ければ、とりあえずはOKです。
- 口が広くて洗いやすい→花瓶って口がすぼまっているものも多いですよね。花の向きが安定して飾るにはいいのですが、洗うときに不便。
- ガラス製&厚底で重心が下→もともとちょっと底が厚いタイプなので、水を少ししか入れなくても安定して、倒れにくいと思います。
シンプルなものが結局使いやすいんだろうな~と思います。
その他注意点
- 水の深さ
たくさん水をいれた方が元気に咲いてくれると思いがちですが、意外と浅めの水の方がいい花が多いです。特に春の花。茎が柔らかいので、ずっと水に浸かっていると茎が腐っていってしまいます…。スイートピー、ガーベラなんかは水深1cmくらいで活けています。
- 切り戻し
上記のように水に浸かっている茎は傷んでいきます。水を替えるときに、茎を少し切り落とす(切り戻しと言います)と長持ちします。でも面倒ならやらなくても大丈夫です!
- 飾る場所
ベストなのは直射日光や冷暖房の当たらないところ…らしいですが。そんなところに私は長居しないので、折角飾ってもなかなか見ることができません。それでは本末転倒です。私は自分が長居して、よく見ることができる場所に飾っています◎
無理なく楽しく
花を飾るのは自分が楽しくなるためなので、あまり精神的にも金銭的にも負担になることはしたくありません。安価な花を楽しむ、面倒になったら一旦お休みする、などなど、これからもできる範囲、楽しめる範囲で飾っていきたいと思っています。