20代地味系OLが、捨てて良かったものや持たない選択をしたものを語ります。久しぶりの今回は、昔ハマっていたLINEゲームについてです。ゲームのやり過ぎで目や腕が痛くなったり、予定のなかったGWのほとんどを費やしたりするなど、今思えば依存症状態だったゲームをやめた話。
私のハマったLINEゲーム
約2年前まで、「LINEポコパン」というゲームにハマっていました。
始まりは大学時代、先輩から招待メッセージが来たことです。
やり始めてから知ったのですが、LINE上の友だちにゲームの招待メッセージを送ると、何らかの特典が貰えるんですね。プレイ回数が増えたり、ガチャを回す権利が貰えたり。
そうとは知らなかった当時の私は、純粋にオススメされたのだと思いました。そしてお世話になっている先輩だったこともあり「すすめられたなら始めた方がいいのでは」と思い、LINEポコパンを始めてしまったのでした…。
LINEポコパンは、「同じ色のブロックが3つ以上連なっている部分をなぞって消す」というパズルゲームでした。
ゲームの操作は単純なのですが、「消したブロックが敵を倒す」というストーリーがあり、
- より強い敵を倒したり、
- 経験値を積んでレベルアップしたり、
- 高得点を目指してプレイ方法を試行錯誤したり、
- 貯めたポイントでガチャを回して特殊効果ブロックを得たり、
- 別のポイントでガチャを回して敵を倒す助っ人を得たり、
- たくさん種類のいる助っ人のコンプを目指したり、
するわけです。
ハマったわけ
もともとゲームはあまりしないタイプでした。家にPlayStationやGameBoyなどのゲーム機器は家にありませんでしたし。
そんな私がハマったのは、
・最初は簡単
最初はどんどんレベルもポイントも貯まりました。1回プレイすれば1つレベルが上がって、2回プレイすれば倒せる敵が増えて、3回プレイすればブロックのグレードが上げられて…と。どんどん強くなると楽しいですよね。
・1ゲームあたり1分30秒程度
1プレイの制限時間は60秒で、ロード時間などを含めても1分30秒程度でできました。あまり時間も掛からず、空いた時間に気軽にプレイできました。
・プレイは1時間に5回まで
基本的にプレイできるのは1時間あたり5回です。時間が経つとまたプレイできる権利が復活するわけです(友だちにプレイ権利を送ったり、ポイントと交換したりした場合はこの限りではありませんが)。適度に時間が空くことで、ゲームとの距離を保てるように思いました。
・コレクション魂に火がつく
多くのスマホゲームがそうであるように、かなりコレクション要素があるんです。ガチャで集める助っ人もそうですが、倒した敵も一覧になって表示されます。まだゲット出来ていない欄があると集めるぞ!という気持ちになります。
・無料で遊べる
スマホゲームに課金するのは嫌だったので、ずっと無課金で遊んでいました。早く強くなるためや高得点を出すためには、課金するのが手っ取り早いですが、地道に進めれば無料でも十分遊べます。
こういった要素が面白く、またやりやすくてどんどんハマっていきました。
段々と惰性でプレイ&重荷に…
最初は楽しんで、空き時間など適度に遊んでいたLINEポコパンですが、次第に重荷になっていきました。
・レベルアップ要件が厳しく
最初は1回プレイすれば経験値が貯まってレベルが上がりましたが、段々と経験値を貯めるのに必要な回数が10回、20回…と増えていきました。最後の頃は50回で1レベル上がる程度だったでしょうか。ブロックのグレードアップも、何十回もプレイしてやっとポイントが貯まるような形でした。
・1プレイあたりの時間が伸びる
数年単位で遊んでいると、プレイ時間を延長できる助っ人が現れたり、たくさんのアイテムを使用できたりします。イベントが増えロード時間も長くなるなか、「基本1プレイ60秒」は変わらないものの、1プレイに掛かる時間が伸びていきました。ちょっとのつもりが長い時間プレイするようになっていました。
・イベント開催時にべったりになる
期間限定で開かれるステージや貰える助っ人、経験値が2倍になるキャンペーンなど、よくイベントが開催されます。そんな時ゲームにべったり張り付いてしまうようになりました。特に期間限定ステージが開かれたとき。メインステージの中に小ステージがたくさんあり、「1ステージ4時間以内に解放していかないと最初からやり直し」なんてイベントもありました…。
このように「楽しいから遊ぶ」というより「タスク消化のためこなす」という気持ちになり、ゲームに費やす時間も長くなっていきました。それでも
- もはや習慣になっているので惰性でやってしまう
- 折角ここまでやめてしまうのはもったいない
という気持ちからやめられないんですね~…。重荷と感じながらも、プレイ自体は単純&短時間なので、惰性でやり続けていました。
LINEゲームをやめたい!
重荷という気持ちの問題以外にも、
- 目が痛くなる(ずっと画面を見つめているので)
- 指を素早く動かすので手が痛くなる(ゲーム以外のスマホ操作や会社のマウス操作がしんどくなる)
- スマホの充電の減りが早い(朝の通勤時間にやると会社に着くころには50%くらいだったことも)
- 出掛けていてもゲームが気になる(買い物の途中、道の端でゲームに興じることも)
- イベントが開催されたGW、予定のない日は家でずっとゲーム(1時間おきにアラームを掛けて、権利が貯まるたびにプレイしたことも…)
など、実生活に弊害が出てきました。さすがにやばい。
もちろん、ずっとこんな状態だったわけではありません。一番ひどかった時の詰め合わせです…。まあ今書き出すと「これ十分スマホゲーム依存症だな」ってどん引きですが。
そんなこんなで、スマホゲームをやめたいと思うようになりました。
LINEゲームをやめました
やめたいとは思っても、データを一気に消してしまうことは躊躇われました。
調べるとアプリを消してもデータは残す方法があるようだったので、一旦アプリを消す→何週間か過ごす→やりたくなったらまたインストールする→遊ぶ→プレイがしんどくなったらまた消す…を繰り返して、段々ゲームをしないように仕向けていきました。
※詳しくは別記事に書きます。
そして正確には覚えていませんが、おそらく2年くらいはLINEポコパンをプレイしていないと思います。
LINEゲームをやめてみて
やめた感想は「やめられて良かった!!」の一言に尽きます。ハマっていた当時はあまり認識していませんでしたが、実生活に支障が出ているのにやめられないのは、まさに依存症でした。改めて振り返ると、LINEポコパン中毒だったのだなぁと思います。
具体的に良かったことは
- 「今日のタスクをこなさなきゃ」という謎の義務感がなくなる
- 長時間ゲームをやったあとの「またこんなに時間を費やしてしまった…」という罪悪感がなくなる
- 目・指・腕などがゲームによって痛くならない
- スマホの充電がもつようになる
- 四六時中ゲームのことが気になる状態からの脱出
などが挙げられます。
もちろん、LINEゲーム及びLINEポコパン自体は悪くないですし、適度な距離感をもって楽しめるなら面白いゲームだと思います。ただ、私にはそれが難しいということがわかりました。
今後ともこういった「パズル等によって戦ったり、物語が進んだり、何かをコレクションするスマホゲーム」はやらないほうがいいですね。費やした時間は計り知れませんが、自分の傾向を学べたと思います。
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更新履歴
2019.6.11 タイトル変更、リンク追加。