最近たまに利用するようになったビックカメラ。しかし、ポイント制度がいまいち分かっていませんでした。ネットでの検索や、実際に商品を買ってみて調べたビックカメラのポイント制度の備忘録です。あわせて楽天ポイントで貯める場合の注意点も書きました。
ビックカメラで付与されるポイントに「?」
これまで電化製品を購入することは少なく、家電量販店のポイント制度を気にすることはありませんでした。以前iPhone購入時にヨドバシカメラでポイントカードを作りましたが、たまーにSDカードを買ったり、イヤホンを買い替えたりする時にしか使用しません。
ビックカメラは、腕時計のベルト交換をするために近隣店舗に訪れた際「楽天ポイントが貯まる」ことを知って興味を持ちました。ヨドバシカメラとは異なり、貯めたポイントを他で利用できるのがいいなと思っています。ただ詳しい説明を聞くことなく利用し始めたためか、レシートに記載されたポイントに「???」と思うことも。結構複雑なポイント制度なのかも…?と疑問に思い調べてみました。
今回まとめているのは2019年1月時点で
- ビックカメラ公式サイトに記載があるもの
- 実際に自分が体験したもの
で、自分の中では信憑性があるものに絞っていますが、個人の体験記&備忘録なので間違っていたらごめんなさい。
<参考:ビックカメラとは>家電量販店。本店は池袋。直営店は日本全国に40店舗。子会社にコジマ、ソフマップ (以上会社概要より/2019年1月現在) 。家電がメインですが、その他にも化粧品、文房具、自転車など色々なものを取り扱っています。
ビッグポイントとは
まずビックカメラグループ独自のポイント制度、「ビックポイント」について書いていきます。
ビックポイントとは?
ビックポイントとは、ネットショップ「ビックカメラ.com」およびビックカメラ各店舗でご利用いただけるポイントです。
ビックポイントカードをお持ちのお客様、もしくはビックカメラ.comの会員となられたお客様を対象に、ビックカメラでのご利用金額に応じて、販売価格(税込)に応じて還元します。
商品によって、ポイント加算率が異なります。
(ビックカメラ ビッグポイントのご案内 より)
ビックカメラグループ共通っぽいので、コジマでもソフマップでも貯まるみたいです。貯まったポイントは1ポイント=1円で利用できるとこと。
注意点1:商品によってポイント還元率が異なる
よく値札に「税抜2000円 さらにポイント10%還元!」などと書かれているので、いつでもなんでもポイント10%付与だと思っていました。たしかに基本は10%還元だそうですが、上記の「ビックカメラ ビッグポイントのご案内」の説明にもある通り、商品によって加算率は異なるとのこと。実際どんな感じか、購入したときのレシートを見てみます。
<例①>
- 単3電池/電化製品
- 税込価格354円
- →36ポイント付与(10%)
<例②>
- CANMAKEパウダー/化粧品
- 税込価格756円
- →23ポイント付与(3%)
<例③>
- ロッテのチョコレート/お菓子
- 税込価格149円
- →2ポイント付与(1%)
②のCANMAKEだと3%しか付与されないんですよね…!多くのドラッグストアは還元率1%くらいだと思うので、それよりは高いですが…。でもドラッグストアなら何らかの割引がありそうですが、今回のビックカメラでは定価で購入したので、あまりお得感はありません。③のチョコレートは1%…もう100円未満切り捨てじゃないだけいいかな、って感じですね。
何が何%なのかはリストが見当たらず、それぞれの値札を見るしかないようです。
注意点2:クレジットカードを利用すると還元率低下
基本10%ポイント還元ですが、これは現金払い又は提携クレジットカードで支払った場合です。提携していないクレジットカードの場合はポイント還元率が10→8%へと下落します。
ポイント制度のページでは説明が見当たりませんでしたが、「ビックカメラsuicaカード」の紹介ページの中に、「普通のクレジットカードではポイントが8%になる(通常10%の場合)」という説明があります。すっごくわかりにくい書き方ですが。
<例④>
- SDカード/電化製品
- 税込価格967円
- →78ポイント付与(8%)
基本ポイントが10%の商品でしたが、楽天カード(提携カードではない)で支払った結果8%還元となってしまいました。楽天カード利用に対するポイントが1%付きますが、
なので、現金払いの方がお得ですね!知らないでクレジットカードを使用すると悔しいです。レジ横のポップにどのカードなら10%還元か書いてありましたが…色々書いてあってよくわからなかったです笑
注意点3:ポイントで支払った場合はポイントが付かない
ビックカメラでポイント対象となるのは、実際に支払った金額に対してのようです。貯まったポイントを使用した場合、ポイント利用分にはポイントはつきません。これはやったことがないのでレシートはありません。
ビックポイントをご利用いただきお買い物いただいた場合、ご購入金額からご利用いただいたビックポイントを差し引いた金額に対して、ビックポイント(所定の率)をサービスいたします。
(ビックカメラ.com ビッグポイントのご案内 より)
楽天ポイントで貯める場合
ビックカメラでは楽天ポイントと提携しています。会計時に「楽天ポイントで貯めたいです」と言えば、楽天ポイントカードにポイントを付与してくれます。使用するときはビックポイントと同じく1ポイント=1円で使えます。
注意点1:どちらか一方しか貯まらない
あくまで「どちらで貯めるか選べる」というスタンスなので、ビックポイントと楽天ポイントの2重取りはできません。
注意点2:ビックポイントの半分しか貯まらない
上記サイト「楽天ポイント ヨドバシカメラ」にも記載されていますが、基本的に貯まるのは「購入金額の5%」です。これはビックポイント還元率が10%のとき5%、つまり半分になるということで、もとの還元率が低ければそれの半分になります。
これまでの<例①><例②><例③><例④>は、実は楽天ポイントを貯めていました。それぞれのレシート全体を見てみたいと思います。
<例⑤=例①>
ビックポイント10%還元の電化製品(36ポイント)→楽天ポイントだと還元率5%(18ポイント)
<例⑥=例②>ビックポイント3%還元の化粧品(23ポイント)→楽天ポイントだと還元率1.5%(12ポイント)
<例⑦=例③>ビックポイント1%還元のお菓子(2ポイント)→楽天ポイントだと還元率0.5%(1ポイント)
<例⑧=例④>ビックポイント10%還元の電化製品をクレカ購入し8%(78ポイント)→楽天ポイントだと還元率4%(36ポイント)
それぞれ、一度ビックポイントとして付与されたものを他社ポイントとして引き落とし、半分の額を楽天ポイントとして付与しています。
これらはもとの価格が安いのでそれほど大きな差は生まれませんが、テレビや掃除機など大物家電を購入するときは、ポイント半減はもったいないですよね。
終わりに
この備忘録をまとめようと思ったのは、クレジットカードを利用したとき思ったほどポイントが貯まっていなかったからでした。注意点2のSDカード購入時は、クレジットカード利用で8%になってしまうことを知らず…調べて知ったときは悔しかったです。楽天ポイントだと半分になってしまうのも「そうなのかなー?」と疑問に思いながら使っていたので、今回明確にわかって良かったです。
先述の通り、私は家電量販店であまり買い物をしません(今回ビックカメラで化粧品やお菓子を買ったのは検証のためです)。そのため
- たとえ還元率が高くとも、わざわざビックカメラのポイントカードを作るほどではない。
- 還元率が低くても、ビックカメラで買い物をするときは楽天ポイントで貯めたい
- ただし高額家電を購入する時には、その時だけビックポイントカードを作る
という方針にしようと思いました。
公式サイトにまとまった情報が乏しく、調べるほど複雑に思いましたが、何とか自分の中では納得できたと思います。なお、JALマイルやEdy、Pay系は私が使用しないので割愛します。あくまで備忘録ということで…。新たな注意点が見つかったら追加していきたいと思います。
最後までお読み下さりありがとうございました。
更新履歴
2019.1.26 リンクを訂正。「終わりに」に今後の方針を加筆。