とうつきの備忘録

地味OLの備忘録。ゆるミニマリストな暮らしと、ものづくりと節約。

ローズマリーでリースを作ってみた①

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庭のローズマリーを剪定しました。枝を捨てるのはもったいなかったので、リースを作ってみました。

2種類作りましたが、今回は1つめの「三つ編みリース」の作り方まとめです。
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庭にローズマリーがあります

家には庭があります。掘ると石やら割れた茶碗やら出てくる、基本放置な雑草畑ですが、ちょこちょこ植物を植えています。

ローズマリーもそのひとつ。水やりを含めあまり世話しなくとも根付いてくれている嬉しいハーブです。ただローズマリーは放っておくとどんどん枝を増やし、成長と共に下葉が落ちて木質化してしまいます。繁りすぎると蒸れて枯れるらしく、適度に剪定するべきとのこと。たまにざっくりと剪定して枝を落とします。

今回剪定して落とした枝はこれくらい。写真だと少なく見えますかね?結構わさっと山になっています。

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剪定した枝はそのまま捨てることもありますが、ハーブでいい香りもしますしもったいない。そこで、見よう見まねでリースを作ってみました。

 

※見よう見まねな作り方です

今回まとめているのは、ずぼらな人間が見よう見まねで作ったリースです。色々な手順を飛ばし、簡略化し、「形になれば良い!」の気持ちで作っています。

本当はリース台を用意して、短く揃えた枝の束を、ワイヤーで固定していくのが一番正式な作り方なんだと思います。本格的にリースを作りたい方はぜひ色々検索してみて下さい…!素敵なリースがたくさん見つかると思います…!

 

三つ編みリースの作り方

完成形と特徴

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サイズは直径17cmくらい。

ローズマリーを三つ編みしたわっかを土台として、7~10cmのローズマリーの束を、ワイヤーでくっつけていきました。

本来リース台を用いてそこに枝をくっつけていくのですが、今回剪定した枝には30cmを越える長いものが多くありました。これはローズマリー自体で土台を作れるのでは?その方が簡単&ナチュラルな雰囲気になっていいのでは?と思いチャレンジしてみました。

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材料

  • 長めのローズマリー計2.5m分くらい(30cm以上/土台用)
  • 短めのローズマリー計3~4mくらい(7cm以上/小枝用)
  • ビーズ手芸用ワイヤー(細めのワイヤーならなんでもいいです)
  • 枝切りばさみ
  • ニッパー

ローズマリーの長さは、完成してから使った長さを推測したものです。実際の長さとは異なります。

 

作り方

【土台】

①まず、長めのローズマリーを3本用意します。写真は40cmくらい。

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②うち2本の根元側を、少しずらしてワイヤーで固定します。
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③もう1本をさらに少しずらしてワイヤーで固定します。

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※ずらすのは、3本一気だと固定した箇所がぼこっと盛り上がって不格好になると思ったためです。後から短い枝をくっつけていくのでそこまで気にしなくてもいいかも。

④この3本をざっくり三つ編みしていきます。

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⑤途中で枝が終わったら、新しい長めのローズマリーを継ぎ足してワイヤーで固定します。今回はそれぞれ1回継ぎ足しました。40cm×3本×2回=240cmくらい使ったと思います。

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⑥いい感じのサイズになったら、スタート地点と合わせてワイヤーで固定します。

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⑦余ったローズマリーは適当に巻きつけておきます。枝の端はワイヤー留めておきます。

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⑧これで土台が完成です。大体直径17cmくらいになりました。リボンなど飾りをつければ、これだけでも十分リースとして飾れると思います。

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今回は、ここからさらに枝を足してもふっとしたリースを作ります。

 

【小枝】

次に小枝部分を作ります。

①まず、ローズマリーの枝を7cm以上で切っていきます。

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ひたすら切ります。量は適当です。結果的に今回は50本ほど作成したので、約8㎝×50本=400㎝くらいのローズマリーを使っています。

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②切った7cmほどの枝を3本まとめ、根元を15cmくらいのワイヤーでまとめます。

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※この時根元をぐるぐるして固定したワイヤーの余りは切らずにそのままにしておきます。この余った部分で土台に固定するためです。写真のワイヤーは10cmほどですが、短すぎたと感じたので15cmくらいがおすすめです。

※3本のローズマリーは、色んな部位を組み合わせるとより良いと思います。例えば「枝先・枝の途中で葉があるもの・枝の途中であまり葉がないもの」など。枝先ばかりだと完成後ドライになったとき、そこだけボリュームがなくなってしまいます。反対に葉が沢山ある枝ばかりの3本セットは、ボリュームがありすぎて固定しづらいですしバランスが取りづらいです。どの3本セットも程よいボリュームになるようにします。

③この3本セットを、先程切った枝の分だけ作ります。今回は16セット作りました。

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【取り付け】

3本セットの枝達を、三つ編みした土台に取り付けていきます。

①まず、土台のどちらを表面にするか決めます。どっちでもいいと思います。

②土台のうちボリュームのないところに、3本セットをワイヤーで固定していきます。先程3本セットをまとめたときのワイヤーの残りで留まると思いますが、無理なら新しくワイヤーを追加しましょう。

表面からかぶせて、

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ワイヤーでぐるぐる固定します。

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③これを今回は×16回行いました。するとこんな感じになります。かなりもふっとしましたよね。

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※もし3本セットについていたワイヤーだけだと3本セットのローズマリーたちがぐらぐらして気になるようなら、ここでワイヤーを上からぐるぐる巻きましょう。私はナチュラル感重視&面倒だったのでそのままにしましたが、巻いた方がしっかりすると思います。

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さて、ここに例えばリボンをつければ

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リースっぽくなりました!これで完成です。

 

まとめ

今回の「三つ編みリース」は

  • 長めのローズマリーが取れたときに活かせる
  • リース台など本格的な道具がないとき、簡単な道具で作れる(ローズマリーの他に細いワイヤーとハサミさえあれば作製可能)
  • 作り方が単純でわかりやすい

のがいいと思います。ただ

  • 長いローズマリーがない場合は土台作りが困難
  • 土台が細い分おそらく耐久性が低め

なのが大変なところでしょうか。

本来、リースはひとつだけ作る予定だったのですが、完成後も枝がたくさん余っていたので、急遽もうひとつ作ることにしました。

次回「ワイヤー土台のリース」を作り方をまとめます!