結婚式の引き出物としてもらったカタログギフト。自分で選べる自由性があるものの、必要なものだけ持ちたいミニマリストには難しい一面もあると感じます。ゆるミニマリストが、カタログギフトに悩む理由と、届けば結構気に入るから大丈夫かも、って話。
結婚式の引き出物=カタログギフト
今年は3人の結婚式に出席させてもらいました。これまで挙式や披露宴に参加したことがなかったので、ご祝儀の準備や披露宴での催し物など、私も色々なことが初体験。引き出物をもらうのも初めてでした。
引き出物はお菓子や小物など色々なものが入っていましたが、メインの引き出物は3回とも「カタログギフト」でした。今の主流は「結婚式の引き出物=カタログギフト」のようです。
カタログギフトって悩む
実際に引き出物をもらうまでは「大きなお皿とかだったらどうしよう」と思っていました。よく片付け関連の雑誌記事で「引き出物としてもらった大皿やペアカップの使い道がなく仕舞い込んでいる」といった悩みを読んでいたからです。結果的には上記の通り「結婚式の引き出物=カタログギフト」となっており、全く使わないものを贈られることはなく安心しました。
しかし、実際にカタログギフトを開くと、欲しいものを選ぶって難しいなと感じました。その理由としては…
1.小さな写真と簡単な説明だけでわかりにくい
通常のカタログであれば、商品について詳しい説明(材質・寸法・使い方・ブランド…)や、各方向からのたくさんの写真が載っていると思います。ウェブサイトであれば、購入者レビューを参考にできるものもありますよね。ただギフトカタログの説明はかなり簡素で、写真も一方向のみのことがほとんどです。「ポーチ サイズ:12×21×7cm 材質:ナイロン」との説明と、正面から撮った写真1枚では、どんなポーチなのか想像しづらいです。裏地やファスナーはどんな感じか、内ポケットはあるのか、何を入れるものなのか。
ブランド名が載っているものはブランド名で検索して、ブランドサイトやAmazonで該当商品を探して詳細を確認していましたが、とても面倒でした。でもどんなものが届くのか不安なまま頼みたくないですし…。
2.欲しいものとは少し違う
ゆるミニマリストだと自覚してから、物の選び方がよりシビアになりました。通常の買い物でも「このポーチ、可愛いけど口が狭くて使い辛そうだしもう少し大きい方がいいんだよな…。」などとあれこれ考え、結果的になかなか買わないということを繰り返しています。カタログギフト選びでも、あれこれ調べて検討しては「ここがいまいちなんだよな…」と候補から外し続け、候補がゼロになってしまうことが多くありました。
通常の買い物なら「今はいいものがないからまた今度考えよう」と繰り越せますが、カタログギフトには申込期限があります。「この中から締め切りまでに一つ選ばないといけない」というのは結構ストレスがありました。
3.かといって食品を選ぶのは戸惑いあり
どうしても欲しいものが決まらない場合、食品を選ぶという手があります。普段食べるものよりちょっといいお肉やお菓子、醤油やお米もありますから、最終的に「頼めるものが全くない」という事態にはならないと思います。
ただカタログギフトの食品って「欲しいものが全くなかったから選んだ」というイメージを持たれがちだと思います。実際そういう場合が多いと思うのですが。そうすると、一緒に結婚式に行った同僚や友人と、万一「カタログギフトで何をもらったか」という話が出た時に、「食品をもらった」というのは…うーん…。当方これでも20代OLで、この辺ちょっと微妙なところだと思うんですよね。ここで「あぁ、○○のクッキーセットを頼んだよ。おいしかった!」とすっぱり言える人に憧れるのですが…難しいです。
4.本当に欲しいものは自腹で買う
本当に欲しいもの、必要なもの、好きなものは自分で買います。本当に欲しいけれどまだ買っていないものがカタログギフトに載っている可能性はほぼありません。ふわっと「こんなもの欲しいな~」と思っている対象が載っていても、調べる中で「これをもらうなら、Amazonのおすすめで出てきたこっちを自分で買う方がいいな」と思ったりします。本当に欲しいものだけ集めていきたいゆるミニマリストとしては、より良い商品がほかにあるのに、妥協してカタログギフトでもらってしまうのは嫌だな、と思ってしまうのです。
届けば気に入るから気にしなくてもいいかも?
色々マイナスなことを書いてきましたが、結局「使ううちに愛着も湧くし、そんなに悩まなくてもよかったかも?」と思う面もあります。
これまでに、頂いたカタログギフト3冊中2冊の商品を頼み、手元に届きました。
1つ目はお茶碗を頼みました。
1年以上新しいものが欲しいと思いながらも中々ピンとこず、「今ここで頼まなかったらずっと買わないことになるな」と思ったため頼みました。デザインもシンプル、フォルムも可愛らしい。届いてから色々手入れが必要な陶器製と気付きましたが、目止め処理をするなどしながら大切に使っています。
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2つ目は懐中電灯を頼みました。おしゃれなお皿やコップと悩みながらも、「いま食器は足りている。災害用の懐中電灯が欲しいと思っているけど、中々お店では買わないだろうから頼んでみよう」と思いました。使ってみるとかなり明るく照らしてくれ、持ち手の色が渋めで部屋の隅に置いておくのにマッチしています。
どちらも「欲しいけどお店で買う機会がなかなかない」と思っていたものです。ネットで詳細な情報を調べ、見比べながら検討し、納得して選んだものです。結果としてとても気に入っています。悩みに悩んで頼んだのは大変でしたが、やっぱり使い辛い食器を一律でもらうよりは、カタログギフトの方が絶対良かったです。二人とも、素敵な商品が入ったカタログギフトをありがとう。
残るはもう1冊
なぜこんな記事を書いたかというと、いま残り1冊のカタログギフトで大いに迷い中だからです。期限は来年1月と迫っています。一度ポーチを頼んだのですが、品切れらしくもう一度選びなおす羽目になったのです。ちょこちょこ好きな商品はあるのですが、なかなか「これぞ!」という商品がなく…。うーん。
なんでこんなに悩んでいるのか整理してみたく書きましたが、これまでにもらった商品はどちらも気に入っているし、もう少し軽い気持ちで頼もうかな。それとももっとちゃんと調べて考えようかな。届いたときに納得できるよう、頑張ってみます。
最後までお読み下さりありがとうございました。