とうつきの備忘録

地味OLの備忘録。ゆるミニマリストな暮らしと、ものづくりと節約。

手放してよかったもの⑥洋服屋のポイントカード

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20代地味系OLが、捨てて良かったものや持たない選択をしたものを語ります。今回はポイントカード、特に洋服関係のカードです。私は2018年10月、ようやく洋服関係のポイントカードをすべて処分しました。

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洋服屋のポイントカードの良くないところ

どこに行っても勧められるポイントカード。よく使う店以外はなかなか貯まりませんが、洋服屋のものはミニマリストにとって

  1. 貯まりづらい
  2. 使いづらい
  3. 捨てづらい

ことが顕著だと思います。

※これからいくつか実際のブランドをあげてお話しますが、そのブランド自体を貶すわけではありません。あくまで私の生活ではポイントカードを持つ意味がなかった、という体験談です。

 

1.貯まりづらい

ミニマリストになって、以前より服を買わなくなったという人は多いと思います。私もゆるミニマリストではありますが、服を買う機会は減り、かつ金額も減ったように感じています。被服費に費やしているのはいくらか?を見てみると

  • 2017年被服費は69,088円(洋服全て/下着・靴・鞄・コートを含む)
  • 2018年被服費は現在までで48,267円(9ヵ月分の洋服全て/ 下着・靴・鞄を含む )

…まとめるとまぁまぁ使っていますが、一応昔よりは少ないです。

さて。昔持っていたロペピクニック=JUNグループのポイントカードですが、「100円で1ポイント貯まる・1000ポイントで割引券2000円分」という制度でした。1000ポイント貯めるには10万円が必要で、2017年の被服費全てを費やしても貯まりません。

実際は下着など売っていないものもありますし、売っているものでもその他のブランド買うことは多いでしょう。スーパーなら一つのお店でコカコーラも伊藤園もポッカサッポロも取り扱っているのですが…洋服はセレクトショップや古着屋でもない限り、ブランドを越えた取り扱いはあまり見かけません。そうすると同じグループ会社の洋服を10万円購入し、2000円割引してもらうまでには何年掛かるのか…かなり先が長い話になってしまいます。

また、昔持っていたワコールのポイントカードは「200円で1ポイント、1ポイント1円で使える」という制度です。例えば3000円の下着を購入すると次回15円引きになるというもので、とても微々たる金額であることがわかると思います。よく買うスーパーならまだしも、たまにしか買わない下着で1回15円引はあまりお得感はありません。そもそもワコール以外で下着を買うこともありますしね。

たまに「セール品はポイント対象外」というお店もありますね。スーパーやドラッグストアならセール品でもポイントはつくのに、洋服屋では貯まらないところがままある印象です。セール好きにはつらい条件です。

買う頻度が食品などと比べて少なく、一つの店舗に複数のブランドが置かれず、セール品除外条件があったりする洋服屋では、なかなかポイントが貯まらないと思われます。

 

2.使いづらい

たとえばJUNグループは1000ポイント貯めないと使えません。こういった一定数貯めないと使えないものが、洋服屋のポイントカードには多いように思います。

また有効期限があるものも多いです。大体1年程度でしょうか。「最終ご利用日から1年」ならまだ延ばして行けますが、ちょうど欲しいものがないと困りますよね。スーパーなら適当な食品を買って消費もできますが、洋服は適当なものは買えません。たとえ靴下1足でもしばらくは履き続けますから。

私がJUNグループのポイントカードを退会したのは、この最終ご利用日から1年が経つときに欲しいものが全くなく、貯まっていた400ポイントを手放すことに決めた時です。勿体ないとは思いましたが、現状では1000ポイント未満で使えないですし、1年毎に有効期限を気にするのも面倒ですし、「手間>お得さ」だと強く感じたからでした。

また「発行日から1年」なんてすごい期限もあります。ほぼ無理です。よくパンプスを購入するmaremareというお店があるのですが、この制度でした。たしか1年以内に3万円買わないと使えなかったと思います。1足5000円ほどの靴屋で、3万円というと6足/年! 絶対に貯まらないと判断して、よく行くお店ではあるのですがポイントカードは持っていません。

 

3.捨てづらい 

ポイントカードをやめるとき、退会手続きなどある場合はやはり正式な手続きを踏みたいと思っています。スタンプカードや無記名のポイントカードならただカードを捨てればいいのですが、洋服屋のカードはメールアドレスなど個人情報を登録するものが多いように思いました。メルマガ登録などしていたからかもしれませんが…。

そうすると退会手続きが面倒で捨てづらいんですよね。パスワードなんだっけ?とか、裏面のQRコード読み取れないようにした方がいいのかなとか。入会は簡単なのに、退会するには実店舗で店員に話し掛けるか、Q&Aページの中のお問い合わせ欄からしかできない、なんて面倒なところも多いです。最後に退会したsuit companyもそうでした。むやみに作るとやめることが面倒だと学びました。

また、①とは真逆ですがまれにドンッとポイントが貯まることもあります。私の場合は就活スーツを買った時、suit companyというスーツ屋さんのポイントがドンッと貯まりました。当時キャンペーン中だったのか約1500円分。ただゆるーいオフィスカジュアルな我が社では、suit companyの服はめっきり買わなくなったんですよね。でもここまで貯まっていると放棄するのも勿体ない。でも欲しいものはほぼない…と長期間放置していました。これも服屋のカードならではだと感じます。

 

服屋のポイントカードをやめました

以上のように、服屋のポイントカードはポイントが貯まりづらく使いづらい、やめたい時に捨てづらい…と面倒な点が多いと感じました。頑張って貯めればお得なのかもしれませんが、その労力に見合うお得さではないな、というのが現在の感想です

どうせポイントカードを持つならば手軽にお得なものがいいなと思います。ポイントを貯めることに傾倒し過ぎずに、物を少なく、適度にお得な生活を送りたいなと思っています。

 

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更新履歴

2019.6.11 タイトル変更、リンク追加。