前回の記事で「ダイロンプレミアムダイ」によって色落ちした服を紺色に染め直ししました。しかし染料をかき混ぜている間に手袋が破け、手まで真っ青に…。もう見事に染まりました。しかし明日は会社。この手で出社はできません。なんとかして落とすべく、色々試してみました。
手まで染まった前回の記事:
状況確認
- ダイロンプレミアムダイによって染まった
- 使用していた薄い手袋が裂けて、色水が手袋内に侵入したことが原因
- 左手の親指、人差し指、中指は真っ青で「映画アバター」レベル
- 浸水してから15分くらい経っている
ダイロンで服を染めたのが日曜日。翌月曜日には事務職OLとして出勤する必要があり、ゾンビの仮装のように染まった左手をなんとかする必要がありました。写真を消してしまったのが悔やまれますが、本当に真っ青だったんです。
対処法
ネットで調べてヒットしたものを片っ端からやってみました。
①石鹸で洗う→×
何はともあれ石鹸で洗ってみました。が、全然落ちません。泡は白いまま…。泡を水に流して手を拭くとき、要らなくなったタオルでぐいっと拭いたらちょっと落ちました。
②アルコール入り化粧水→×
母より「アルコールが入っている化粧水とか落ちるかもよ」とのお言葉。化粧水をつけてみますが変化なし。何なら消毒用エタノールを吹き掛けてみても変化なし。やはり手を拭くときタオルでぐいっと拭いたらちょっと落ちました。
③クレンジングオイル→×
手元にあったクレンジングオイルを塗り込んでみましたが効果なし。やはりタオルで(略)
④濡らしたタオルでゴシゴシ拭く→○
ここまでやってきて「濡れた手をタオルで拭くのが良いのでは…?」と思い実行したところ、結構落ちました!恐らく皮膚ごと削っている(あかすりみたいに)と思うので、手は痛くなりますがまぁまぁ落ちます。
⑤お湯でふやかして石鹸で洗う→△
他にいい方法はないかとネットで調べたところ、ダイロン公式ブログにこんな記事が。
まず、42℃前後のお湯の中に手を5~10分浸します。手の皮膚がふやけてきます。
その後、石けんをつけてお湯で手を洗います。色のついた泡が出ます。染料が浮いてきました。
キレイに落ちました!!
お湯で浮き上がらせてから石けんで落とす方法が一番安全でお勧めです。
やってみました。洗面器に42℃のお湯を溜め、左手をふやかすこと15分。その後石鹸で洗ってみると…特に落ちません。公式…。
⑥お湯でふやかしたあとタオルで拭く→◎
ただやっぱり、その後にタオルでゴシゴシ拭くと落ちていきます。ふやかして皮膚が柔らかくなっている分、先程までより落ちやすい気がします。
⑦爪を削る→○
皮膚は落ちてきましたが爪は依然として青っぽいままでした。側面は切る、表面は爪やすりで削る、という方法でなんとかしていきました。マニキュアを塗ることも考えましたが、薄い色では透けて見えますし、マニキュアをすることでわざわざ視点を手に集めることもないのでは…?と思い止めました。もしかしたら除光液が効いたかもしれませんが、試すのを忘れました…。
ここまでで「ちょっと休日に絵の具使ったら落ちなくて(笑)」と言えるレベルにはなんとかなりました。
その他の対処法
ここまでである程度満足したので、積極的に落とすための試行錯誤は止めにしました。しかしその後生活するなかで少しずつ落ちていったように思うので、それも書いておきます。
⑧台所用洗剤で皿洗い→△
皿洗いをしたら少し薄くなったように思います。そういえば中性洗剤で洗っていなかったなと思いました。ただ劇的に落ちたということはなく、皿洗い後にタオルでゴシゴシ拭いたら落ちたというか…。
⑨シャンプーで髪を洗う→○
これは効いたように思います。特にこれまで落ちづらかった指先が薄くなりました。細い髪の毛を洗剤と共に洗うことで、指紋の間の汚れが落ちるのかもしれません。
まとめ
最終的にはパッと見わからないくらいに綺麗になりました!寄って見ると爪の端などが青かったり、指紋や皺の間が青かったりしますが…会社で誰にも突っ込まれませんでしたし、大丈夫だったのでしょう!
方法としては
- 石鹸・アルコール・オイルはほぼ効かず
- お湯でふやかしてタオルでゴシゴシ拭くと落ちる
- 爪は切ったり削ったり
- 髪を洗うのも細かな汚れが落ちる
- いずれにしても手を痛めるのでその後の保湿は重要
といった形です。
また予防策として
- ゴム手袋を使用する
- 浸水が分かった時点で即対処する
- 翌日が休みの日に実施する
のがいいと思います。
真っ青に染まった手を見たときはめちゃくちゃ焦りました。が、いろいろ頑張れば何とか落ちます!この記事を読んで下さっている方のなかには同じように手が染まってしまった方もいらっしゃると思います。みなさんの手が綺麗になりますように…ご検討をお祈りします!
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更新履歴
2018.9.8 誤って写真データを削除してしまったため、写真なしの記事に変更。
2019.4.2 冒頭の文章を加筆修正、リンクを更新