とうつきの備忘録

地味OLの備忘録。ゆるミニマリストな暮らしと、ものづくりと節約。

「ダイロン」で色落ちした服を染めてみた

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紺色の服が好きです。何にでも合わせやすく、落ち着いたイメージ…地味系OLには必須カラーだと思います。

ただ、洗濯によって白茶けやすいんですよね。手洗い・陰干しを守れるなら長持ちするのかもしれませんが、あいにくそんなマメな性格をしていません。

先日そんな風に白茶けてしまった服を処分しようか悩んでいたところ、数年前に紺色のキュロットスカートを染色し直した記憶が蘇りました。よし、今回もDIY精神で染めちゃおう!というわけで挑戦してみました。 

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使用する染料はダイロン

染料にもいろいろあると思いますが、今回は以前使った「ダイロン」を選びました。有名所ですしね。繊維を染めることができるダイロンには「ダイロンマルチ」と「ダイロンプレミアムダイ」があります。以下ざっくりした説明。

ダイロンマルチ

80℃の熱湯を使用。塩は30g使用。一度に250gの繊維(Tシャツ2枚分)を染められる。公式サイトより「60年間、世界中で愛されるロングセラー商品」。

ダイロンプレミアムダイ

40℃のお湯を使用。塩を250g(!)使用。一度に250gの繊維(Tシャツ2枚分)を染められる。公式サイトより「発色の鮮やかさ、染料の定着の良さが優れています」。

商品カタログ | ダイロンジャパン

今回使用するのは「ダイロンプレミアムダイ」です。塩250gを消費することには躊躇しましたが…。「ダイロンマルチ」を使うためには、80℃のお湯を6L沸かして、大きな耐熱容器に入れ、熱湯に入れた服を20分間かき混ぜないといけない…。無理です。お風呂程度のお湯で染められるなら塩くらい用意しようと思いました。

購入したのは「世界堂」です。手芸用品を扱う「ユザワヤ」や「オカダヤ」なんかでも売っていると思います。もちろん楽天なんかでも売っています。


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使用する道具たち

  • 染めたい服

1つ目はTシャツ。肩周辺のレースががっつり白茶けています。

2つ目はカーディガン。全体的に色落ちしていますが特に袖口と裾の白茶け具合がやばいです。

今回はこの2点を染めます。計測したら216g、1袋で足りそうです。ノリや汚れがないよう先に洗濯しておきます。

改めて見ると毛玉もやばいなと思いましたが、もう染料を買ってしまったので今回はこのまま染めて着つづけます!

次に細々したものたち。 

  • ダイロンプレミアムダイ1袋
  • 塩250g…先に測っておきましょう
  • ペットボトル…染料を溶かすのに使います
  • 手袋…今回使用したのは薄いビニール手袋ですがゴム手袋の方が絶対にいいです!!手袋の選択は今回の最大の失敗です。詳しくは後述しますが、破けやすい手袋を使って手がアバターみたいになりたくないならちゃんとしたゴム手袋を使用すべきです。
  • 40℃のお湯…計6.5L
  • 耐熱バケツ…上記お湯を入れてかつもみ洗いするスペースがあるもの
  • 汚れてもいいタオル…手などをぬぐう
  • 汚れてもいい恰好

が必要です(なぜ白いTシャツを着てしまったんだろう…)。

 

染める手順

①まず染めたい服を濡らします。

②ペットボトル内に「ダイロンプレミアムダイ」を入れる→お湯を入れる→よく振って溶かす(後々ダマになっていた…元々ペットボトル内が濡れていたから?よく乾かしてから使用する?)

③バケツに塩250gを入れる→お湯6Lを入れる→かき混ぜて溶かす

④溶かしたダイロンプレミアムダイをバケツ内へ入れる→服をバケツ内に入れる

⑤15分もみ洗いする

ここでトラブル発生。薄いビニール手袋が破け、中まで色水が…。ここで気づいてすぐに止めていれば良かったものを「何とかなるだろう」と15分もみ洗いしてから手袋をはずした結果…手が真っ青に。「映画アバターかよ」というレベルでした。実施したのは日曜日、明日会社ですよ。いろいろ頑張った結果、翌日朝には素手で会社に行けるレベルになりました…手についたダイロンを落とす方法は次回で。 

書きました↓

t-memo.hatenablog.com

とりあえず、手についたと分かった時点でいったん中止して、落とすことを試しましょう。あとゴム手袋必須。

⑥45分間つけ置きする+時々かき混ぜる

私は必死に手のダイロンを落としていたので一切かき混ぜていませんでした…濃い色だからムラがあっても気づかなかっただけかな。余裕があれば混ぜましょう。

⑦よくすすぐ

10回はすすぎましょう、と書いてありますが、本当にそれくらいすすがないと色水のままです。写真は多分8回目くらい。

⑧絞って干す

陰干しとありましたが昼過ぎだったので日向に干しました。

 

染めた結果

手まで染めながら頑張った結果…綺麗に染まりました!白茶けていたレース部分や袖口、裾は綺麗に仕上がりました。かなり満足です!

正直手間は掛かりますし、気も遣います(お風呂場が染まらないようにとか、手が染まったけどどうしようとか)。でもお気に入りの服が自分の手でよみがえる、これはやっぱりDIY冥利に尽きますよね!そして何だかんだ楽しいです!

また何か染めたくなったら、この記事を見返しながら染めてみたいと思います。

 

参考にさせて頂いたブログなど

yossense.com

「ダイロンプレミアムダイ」を使って子供用タンクトップを染めています。写真付きで細かい手順が書かれていてわかりやすいです。45分つけ置きの際にかき混ぜなくても大丈夫だったとの文は、手の汚れを落とすために放置していた私にとって大変励みになりました…。絞り染めも楽しそうです。

 

www.tekitou-bliss.com

こちらは「ダイロンマルチ」を使っての染色です。厳密に言えば使用している染料が異なるのですが、絵や写真を使っての説明が大変わかりやすいです。使用するものが1枚にまとまっている図や、写真に絵を付け加えながらの染色手順は、何度も見返させて頂きました。

 

さて次回は、「ダイロンプレミアムダイ」で染めてしまった手をどうやって対処したのか、その方法をまとめます。

 

更新履歴

2018.9.8 誤って写真データを削除してしまったため、写真なしの記事に変更。

2019.4.2 リンクを更新